これも、ピンぼけ。「花に三春の約あり」。仲春の桜。昨日、今日、冷たい雨が降っている。「花発いて、風雨多し」と、言うこともある。単細胞の脳は、目の前に起きている現象しか見えない。本来の意味は、「大事なときには、えてして、邪魔の入りやすいたとえ。世の中の思うようにいかないことをいう」とある。花をみて、楽しめればいいじゃないか、だっぺぇ。
前掲の桜の花びら。花散らしの雨で濡れ、吹き飛ばされないで、積っていた。「花一時、人一盛り」。毎年、季節が巡って、美しく咲きほこる。風流をめでる。「人一盛り」は、なかった、無風流だったなぁと、自嘲をしている。