首が痛いほど、天井を見上げている。でも、ばあちゃんは、天井ではないようだ。首、痛くなるよぉと、手をあてるると、正面をみて、ニコーッと笑う。なにか、楽しいことを思い出しているようだ。一日一日を、延命している。食事をさせることが、一番なので、見た目も美味しそうに、娘は作っている。ばあちゃんも美味しく食べている。
テレビを見ていることが多い。でも、静かに眠っていることもある。目をつむっているときは、自分の行く末を、む考えているようだ。死んでしまったことを、思っているのかも。介護で、世話をかけているのも、考えているのかも。
八月10日で、百二才になる。それの記念にと、小冊子を作った。画像はその表紙。時々、これの中を、披露してみたい。古い写真は、12才頃と思う。元気だったころ、マラソンか一番だったと言っていた。尋常小学校代表で、大会に出てた時の賞状もある。、大会に出たときの、ユニホームだったようだ。長生きの記念なので、機嫌のいい時に、見せようと思う。
部屋の外の気温が、34度近くだ。在宅介護中のばあちゃんの部屋の、温度計と湿度計を見比べて、部屋の中をいつも気にしている。長い時間を、冷房設定にしては、悪いと思うので、37度へ設定して、除湿をしている。部屋の中が、冷えすぎないように、部屋の戸は、30センチくらい、開けておく。エアコンの風と、自然の風を部屋に入れている。この暑さなので、自然の涼しい風が欲しいところだ。