いわき市史、第五巻、いわき市の気候よりです。画像は、いわき市の、五地点の、日中の最高気温の平年値の、グラフ。上の方が、1,2,3月、下の方が、7,8,9月。いわき市は、海洋型気候と内陸型気候に分けられる。小名浜と塩屋崎が、海洋型で、川前と上遠野が内陸型で、中間点に平がある。気温、湿度、風向、風速、降水量、日照時間などの、気候の要素で、それらの値の異なる、代表的な場所として、前記の、五つの場所になる。海洋性は、夏涼しく冬冷え込まない。海風、日中、陸地は熱せられ、海から、陸地に向かって吹く。陸風、夜間は、陸地の温度が低下して、海に向かって吹く。気温の、最高と最低月は、夏至および冬至より、2ケ月遅れる。内陸型は、海の影響は少ない。夏は蒸し暑く、冬は冷え込む。谷の向きが、東西なので、風向きは東ばかりさす。山風、谷風、日中は、山側や谷に沿って吹く。夜間は、山側や谷に沿って吹き下ろす。詳細は、いわき市史を、どうぞ。今の時代は、観測地点が、たくさんあるので、より詳しいデーターが、得られると思う。明日5日は、「小寒」。寒さか厳しくなっていく。