画像は、1896製の銅版図の一部で、焼失前の建物が、刻してある。説明には、「この図版の原版は、赤銅に手彫りしたもので、平活版所が社宝として現在まで所蔵してきたものですが、このたび赤井岳開山一千百五十年祭を記念して寄進されたものです。」とある。全図の欄外には、「東京市浅草區茅町精工社銅版部製」とある。原版は、横幅が、100cmほどの大きさだったと思う。閼伽井岳薬師は、古くから信仰の山として、安産の薬師として、信仰されている。閼伽井嶽に上る龍燈を見るために、夜中も、見物客の往来があり、お寺に宿泊する人も、多かったとか。また、県内随一の巨刹といわれている。昭和八年ー1933年ーに、火災が発生して、11棟を焼失したとある。現在の本堂は、昭和17年ー1942年ーに、落成し、その後、本坊を、不動堂を、鐘撞堂を、落慶したとある。拙い冊子に綴り込むかなぁで、掲載をしました。