今朝、伯母さんが亡くなった、5月で98歳になるところだった。
私と同じ寅年の5月生まれだった、寅年らしい気丈な女性で、大人しい伯父さんとは対照的だった。
録画した「春になれば」を見ていたら、「時間は無限にあるわけじゃない、どんどん前に進まなくっちゃ」というセリフがあった。
伯母さんも我らから見ればずいぶん長生きしたなあ」と思うが、90だろうが100だろうが、いずれ最後の時は来る
自分をふりかえってみれば70歳で商売を辞めて、月間平均400時間以上働いていたのが、急に年間ゼロ時間になって茫然唖然だったが、慣れてからしばらくは何するわけでもなく無為に過ごしていた。
だが去年の春過ぎから、ようやくいろいろなことにチャレンジすることに決めて、ようやく第二の人生が動き出した。
畑仕事、ボランティア、趣味、散歩、ブログ、書き物、それにこれからは金をかけない一人旅なども考えている。
たしかに70過ぎて、立ち止まっている時間はない、特に男は女より10年も残された時間が短い、すでに健康寿命に達しているのだから。
健康な体つくりに励んで、やりたいことをパワフルにこなしていく、歩けなくなった時が健康体の終わり、後は知的な楽しみに限られてしまう。
友がまた一人去っていく、20年間つき合った友が家庭の事情で首都圏に移住する、こうして友は減っていく、いくら長生きしても友がいない人生の寂しさは、父を見てきてよくわかる。
友の本当のありがたさは、一緒に生きた時代を同じ価値観で話し合えることだ
共通の時代を、共通の場に居合わせた友と語る、だから職場の友、同級生、同じふるさとの友が一番楽しい。
それとは別のタイプの友もある、それは同じ趣味を語ることができる友だ。これは年齢が違っても楽しめる
旅行、ドライブ、ゴルフ、映画、芸術、芸能、スポーツ、花、園芸、畑つくり、写真、読書などさまざまな多岐の趣味に広がる
そんな意味ではブロ友さんも友と言えるだろう。
ときどき、はたから見るとつまらないことに時間を費やすことがある、それは楽しい時間だからやってしまうのだが
今回は今までの人生で出会った友達をピックアップしてみようと思っている
思うとすぐやってしまうから、三日うちにはできるだろう。
条件は10年以上、ある程度の頻度でつき合ってきた人、数年と短くても自分の人生に大きな影響を与えた人を拾い出す。
恩師や家族は含まない、そしてこの中からもっとも大きな影響を与えてくれた友をベストフレンドとしたい。
他人から見れば何の意味もない時間つぶしだが、私は私の心に問いかけてみたいのだ
子供の時の友は主に遊び友達、便利の良い奴だが、大人になるにつれて精神的なつながりが重要になってくる
もちろん異性も含んでのことであるが、つまるところ恋愛感情は友なのかどうなのか」は昔から問われるところだ。(あえて異性カップルとは言わない)
それが可であれば熱愛の末、結婚した相手がベストフレンドとなるが、意外と離婚するケースも多い、そうなるとベストフレンドの定義も揺らぐ。
本当のベストフレンドとはどんな人なのだろうか? それを知るためにも、愚かなる時間つぶしをやってみよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます