石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

8月11日本日は福祉保険委員会が開かれました

2010年08月11日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会福祉保険委員会委員長を務めさせていただいてる石井伸之です。6月議会に陳情として出された「更生保護法人八興社に関する陳情」が6月議会において継続審査となったことから、国立市議会では継続審査となった案件は、議会終了後閉会中に委員会で審査をすることになっております。

 そこで、本日8月11日午前10時より委員会室において福祉保険委員会が開かれました。まずは、冒頭に委員長として6月議会閉会後から、本日までに福祉保険委員会として保護観察官の方や陳情者と懇談会を開き、様々な状況の変化と経過について報告を受けて意見交換をしてきましたので、その辺りの状況について報告しました。下記に委員長報告の文章を掲載致します。


8月11日福祉保険委員会委員長として冒頭の言葉

 おはようございます。委員各位並びに出席説明員の方々には、議会閉会中の福祉保険委員会にご出席いただき、本当にありがとうございます。

 まずは、冒頭に6月議会において継続審査となり本日これから審査する「更生保護法人八興社に関する陳情」について、福祉保険委員会では、7月26日に東京保護観察所立川支部に所属する保護監察官3名の方々より6月議会後の状況について説明を受け、8月9日には陳情者6名の方々から、状況の説明をしていただきました。

 7月26日に東京保護観察所立川支部の保護監察官からいただいた資料によると、6月19日八興社において住民説明会と見学会を開催、6月22日には、陳情者代表と保護観察所における第一回目の協議が行われ、7月7日には陳情者代表と保護観察所による第二回目の協議が実施、7月9日には八興社における住民説明会と見学会を開催、7月22日には陳情者代表と保護観察所の第三回目の協議が行われ、7月29日にも協議が実施されるということになっており、陳情者代表と保護観察所、八興社、国立市健康福祉部長の4者協議の実施が後日確認されました。

 協議内容については、理事長任免システムについての質問、管理体制に対しての質問及び要望、住民説明会実施に対する要望、会計及び決算状況の確認についての要望、建築計画に対する要望などがありました。

 8月9日に行った陳情者と福祉保険委員会委員による協議では、陳情者よりこの間行われた協議事項についての説明があり、八興社の運営に関する様々な問題について4回に渡る協議を実施してきました。協議の状況としては、陳情者や周辺住民が納得できる運営方針の改善に向けて、建設的な意見交換が行われているものの、現状では議論すべき部分が残されており、8月13日に保護観察所で八興社との協議を控えているとの説明がありました。

 陳情者からは、とにかく安心して暮らすことのできるようにしていただきたいとの要望をいただきました。
 簡単ではありますが、6月議会閉会後から今までの経過についての委員長報告とさせていただきます。


 さて、委員会審査としては、刑務所から出所もしくは仮出所した方を一時的に受け入れる、更生保護施設は法務所の管轄ということから、出席説明員として市長、健康福祉部長、地域福祉担当課長に答弁していただいたものの、どうしても核心の部分は答えられないというもどかしいやり取りが続きましたが、それでも健康福祉部長には、答えられる精一杯の答弁をしていただいたと思います。

 結果的には、8月13日に陳情者・八興社・東京保護観察所立川支部所属の保護観察官・国立市健康福祉部職員という4者会議が開かれ、八興社の運営改善に向けてさらなる交渉が続けられることもあり、全委員が継続審査という結論を出し、9月議会において再度審査されることとなりました。

 是非とも八興社には、更生保護という出所者の再犯を防止する大切な役目を果たしておりますので、地域住民の方へ決して迷惑の掛けない運営体制を確立していただきたいと思います。

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