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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月23日)は、第85期アドラー・カウンセラー養成講座 の5日目。

質疑応答、聴き方の演習に続いて、デモンストレーションで収集していた、秋田からご参加の佐川日奈子さんのライフスタイルの解釈をみんなで行い、お伝えした半日。


(写真は聴き方の演習の時のもの)

佐川さんは饒舌な方で、私のアドラー心理学の40年の中で一番の情報量で、「ライフスタイル調査表」に記載された内容は最大でした。

きょうだい関係、両親のことについてかなり丁寧にみんなで解釈し合いました。
佐川さんは「過去のことなのに、現在の自分の直面するライフタスクに対する自分のライフスタイルが反映されていることに気づいた」とコメントしていました。

私は「アドラー心理学は、忘れたことよりもわざわざ覚えていることに意味があり、過去の事実は変えられない。しかし、過去の受け止め方は塗り替えが可能」だということをみんなに伝えました。
その意味では、極論すれば「アドラー心理学では過去すら変えられる」という立場の心理学なのです。
何かの出来事の事実は変わらないけれども、その事実の受け止め方と、それを何回も繰り返す物語は変えられる、と考えているのです。

今日は佐川さんの生活歴や早期回想などを解釈する1日。
佐川さんがどんな受け止め方をしてくれるか楽しみです。

ところで、昨晩は講座を終えてから「からり」で12人による懇親会。
席順やら集金などみんなが協力してくれて、大いに盛り上がりました。

学びの共同体を実感できた日でもありました。

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