アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
【あの頃】は、すいすい人を追い越しながら歩いていた。
【この頃】は、どんどん追い越されている。
【あの頃】は、対面の人をさっと避けて歩いていた。
【この頃】は、どーんとぶつかることが多い。
【あの頃】は、大股ですたすたと歩いていた。
【この頃】は、小股でよぼよぼと歩いている。
【あの頃】は、駅の階段を一段置きに昇っていた。
【この頃】は、エレベーターやエスカレーターを探している。
歩行の速度は遅くなったが、見る景色と心の風景が違っている。
空や植物を見ながら季節の移り変わりが感じられる。
そーっと手を貸してくれる人の厚意がありがたい。
老いることは、歩行について失われる機能ばかりでなく、得られることが多いことを心の置きどころとしてこれからも歩き続けよう。
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<お目休めコーナー>9月の花(17)