アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
今日も【不登校】を含めた2つのことについてお伝えします。
1.サラリーマンだった私をアドラー心理学につなげたのは何か?:歴史的秘話(4)
2.日本の学校がつまらなくなって【不登校】が増加
前回は、親会社の1つのGE社の日本からの撤退通告に伴い1983年2月1日から希望退職募集開始、私は応募第1号で退職願を出したことで終わりました。
私は、その前から社員の再就職支援のために人材紹介企業の常務を招いて説明会を開いたり、伝手を頼ってさまざまな企業に出向き社員の再就職の依頼をしていました。
言わば、人材の訪問販売をする、社員の再就職支援事業みたいなものでした。
そこで、自らを鼓舞するために役立っていたのが、「AIA(心のアドベンチャー)」研修で学んでいた「自己宣言(アファーメーション)」でした。
菩薩道を実践するための愛と知恵と勇気をお授かりしていることに感謝します!
最初の頃は、やや違っていて、幾多の変遷を経てこのかたちになっていますが、「菩薩道」は一貫しています。
この「自己宣言(アファーメーション)」は、めげそうになる環境の中で私自身を勇気づけてくれました。
そして、3月末をもって13年間勤務していた会社を退職。
同時に、妻とも離婚、半年間父子家庭状態だった子どもたちとも別れ、ほぼ全財産を放棄、完全な独り身になって、アドラー心理学に急接近するのです。
2.日本の学校がつまらなくなって【不登校】が増加
3日連続で不登校を話題にします。
不登校は、私がサラリーマンを辞めてから身近になったものだからです。
さて、11月1日の新聞で一斉に報じられた「不登校34万人」の中でとりわけ多くなっているのが小学生の不登校13万370人。
ここ数年では、小学校の低学年になればなるほど2年前より不登校の割合が増えています。
そのところに斬り込んだのが、2024.11.04 現代メディアの「なぜ日本の学校はつまらなくなったのか…ある日突然、娘が不登校になった親が明かす『人格無視の実態』」の小林 美希さん(ジャーナリスト)です。
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https://gendai.media/articles/-/140697
次の概要で語っています。
・今回発表された文科省の調査では、学校が把握している不登校になった理由のトップは「学校生活に対してやる気が出ない」(32.2%)
・「右へ倣え」の一斉指導が影響しているケースもあるのではないか。
・周囲の「中学受験熱」も影響している。
・結論としては、「学校がつまらない」「学校が嫌」。
そう言って不登校になるのは、子どもたちの精一杯の抵抗かもしれない。
不登校の増加から、規格化・画一化された教育現場の実態に目を向けることが求められるのではないだろうか。
うーん、親たちどうする?
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<お目休めコーナー>11月の花(6)