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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は、2つのことについてお伝えします。

1.サラリーマンだった私をアドラー心理学につなげたのは何か?:歴史的秘話(2)
YouTubeアドラー心理学専門チャンネル で「【基本】アドラー心理学の基本的な考え方【認知論】」をご提供(12分半ほど)

1.サラリーマンだった私をアドラー心理学につなげたのは何か?:歴史的秘話(2)

「サラリーマンだった私をアドラー心理学につなげたのは何か?:歴史的秘話」の第二話です。
一昨日の第一話では、株式会社 グループダイナミックス研究所 の「AIA(心のアドベンチャー)」という研修でアドラー心理学との接点ができたことをお伝えしました。
さらには、そのプログラムの開発者の一人が"Teen Ager”などの著書があるヒュー・オールレッド(アドラー心理学者)であったことにも触れました。

今回は、「AIA(心のアドベンチャー)」の社内展開のことを書き、第三話の日本でアドラー心理学とのさらなる接近につなげます。
今回は、アドラー心理学そのものとはあまり関係がありませんが、どうしても書いておかなければならない責務を感じていますので、おつき合いください。

私は、「AIA(心のアドベンチャー)」で社内の風土改革に着手しました。
管理職から一般職にまでこの研修を、テキスト代参加者負担、交通費・宿泊費所属先負担としたため教育費予算を使うことなく展開できました。

社内の意識は、それまでの縮み志向がポジティブになってきつつありました。
何より本社、工場、支社・支店も巻き込んでの展開だったことが効果を発揮したのです。
そこで私が次に手を打ったのは、役員・部長クラスへの展開でした。
この研修に好感を抱いていた常務(営業担当)、製造部長、支社長がいたことも幸いでした。
ここでも私が総合企画室課長 兼 人事課長のポジションが活かせました。
私がずっと事務局として参加していた社長を含む役員・部長が揃う部長会で2泊3日のトップ・セミナーを提案したのです。
賛成派3割、反対派が2割、どっちつかずが5割で、討議の結果7:3くらいに割れました。
そこで私が「もし、この研修を受けて効果がなかったという人が何人もいたら、私が費用の全額を個人的に負担します」という趣旨の発言をしたら、賛成色がやや薄かった社長のひと言で風向きが変わってきました。
「岩井課長がそこまで言うなら開催しよう」
私の根拠なきハッタリ(この手は、今でも時々使っています)で場が動いたのです。

いざ決まったものの、私はもう少しメンバーを増やしたくなって、東京支社長に依頼して代理店の社長を6人ほど有償で参加してもらい、株式会社 グループダイナミックス研究所 の川崎の研修センターで実行の運びとなりました。

グループリーダーの発言時間は1分以内までなどの「AIA(心のアドベンチャー)」のスキルだけでなく、マインド面も大いに活かされ、社内の意識は一段とポジティブになっていきました。
さらには、親会社のゼネラル・エレクトリック社の日本法人であるGEジャパンの企画部長を招いて、当時もてはやされていた「戦略事業計画」の講演をお願いしたり、研修熱がさかんになり、組織風土には変化が見られ始めていたのですが・・・・・。

<第三話に続きます>

YouTubeアドラー心理学専門チャンネル「【基本】アドラー心理学の基本的な考え方【認知論】」をご提供(12分半ほど)

今夜配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」では「【基本】アドラー心理学の基本的な考え方【認知論】」をご提供(12分半ほど)。



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