アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月15日)は、ヒューマン・ギルドで「アドラー心理学による夢のワーク」を行いました。

この講座、夢を味方につける、夢見が楽しくなる講座です。

参加者は9名(女性7名、男性2名)という、比較的少人数であったため、しっかりと各人の夢を観察できました。

 

自分が思い込んでいたパターンが他者の問いかけによって、見えなかったものが見え、夢から重要な生き方のヒントを得ることができました。

場合によっては、サイコドラマ(心理劇)を行い、ドラマであるパートを担った人からもコメントがもらえます。

私も3つほど夢の事例を提供しました。

◎ご参加の方でお2人が下記のとおり感想を書いてくださっています。

コーヤマ マキさん・・・・夢を読んできました

永藤かおるさん・・・・ 頭の中の答え


なお、アドラー心理学による夢の解釈については、このブログの 「アドラー心理学による夢解釈講座」 のCategoryをお読みください。

何だかもう一度年内に「夢のワーク」をやりたくなった私です。

<お目休めコーナー> 我が家の庭で

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月14日)の午後は、半蔵門のPHP研究所のゼミナール・ルームで行われた「プラユキ・ナラテボー著『苦しまなくて、いいんだよ。』出版記念講演&瞑想会」に参加してきました。


(PHP研究所のゼミナール・ルームから。皇居の先にうっすらと東京スカイツリーが)

苦しまなくて、いいんだよ。
プラユキ・ナラテボー
PHP研究所

半蔵門駅の5番出口から出ると、1階にはPHP研究所の文芸出版部副編集長の若林邦秀さんがいました。プラユキ・ナラテボーさんを待っていたのです。

早めに会場に行くと、若林さんの奥様(今は臨床心理士としてご活躍ですが、若林さんとPHP研究所に同期入社)が。

「やー、岩井さん、お会いできるのが楽しみでしたよ!」

若林さんも奥様もヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学ばれ(アドラー・カウンセラー養成講座まで)、1999年には、モントリオールに私たちと勉学(観光)に行った仲間でもあります。

お2人が京都にお住まいの頃は、ペルグリーノ博士と私を京都観光案内をお引き受けくださいました。

このお2人、おしどり夫婦です。
モントリオールも一緒でしたし、盛鶴延先生主催の中国ツアーもご一緒、それどころか、タイのバンコックから北東へ350キロも入った奥深い森の寺(スカトー寺)に2回一緒に行かれています。

そのお寺の日本人ご住職が、ブッダの叡智と慈悲心を受け継ぐプラユキ・ナラテボー師。

若林夫婦が2度もタイに行ったなら、師の日本滞在中にお会いしない方法はない。

何せこの本の編集者でもある若林邦秀さん、ご自身がヒューマン・ギルドのニュースレターの「編集者による本の紹介」で次のように書いておられたのですもの。

私は書籍の編集の仕事に携わって20年近く経ちますが、これまで関わってきた本(トータル数百冊になります)のなかで、最も思い入れのある本であり、かつ完成度の高い本であると言っても過言ではありません。


講演&瞑想会に参加して若林さんのほれ込みももっともだと思いました。
日本のお坊さんと違って、とても清浄なオーラを持った方でした。

講演では、ブッダ直伝の「四諦(したい)」「十二因縁」を実に整然と語ってくれ、瞑想会では、3種類ほどの瞑想を体験できました。

質疑応答でも、懇切丁寧にお答えになり、私もお人柄に魅了されました。

タイに伝わっている上座仏教(原始仏教、根本仏教とも言われる)をもう一度しっかり学び直したいと思った私でした。


(注)この30人ほどの会場には、私を含めて4人ほどヒューマン・ギルド関係者(若林さんを除く)が参加していました。


◎『苦しまなくて、いいんだよ。』のことは、今まで2度このブログでご紹介しています。

4月27日 本の紹介:『苦しまなくて、いいんだよ。』から「よき友」

5月7日 本の紹介:『苦しまなくて、いいんだよ。』後半部分

◎私の原始仏教の学びを次のとおり アドラー心理学ゼミナール でお伝えします。

タイトル:「数字で覚えるやさしい仏教の話」

内 容:仏教の教えには、「四諦(したい)」「八正道(はっしょうどう)」「十二因縁」など数字が多く出てきます。実は、仏教を大まかに理解するためには、数字をもとにすると、「なるほどそうだったのか!」というところに行き着きます。
当日は、そのようにしてアドラー心理学とも結びつけながら易しい仏教の話をします。

日時:6月26日(日)11:00~13:00

会 場:ヒューマン・ギルド研修室

受講料:2,100円(税・資料込み)


<お目休めコーナー> 通りがかりに④

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は、ヒューマン・ギルドを創業する前の2年間、ある僧侶の弟子をしていて、仏教を学びながら、不登校・家庭内暴力・非行の子どもたちとその親たちを支援する仕事をしていました。

ところでこの僧侶、話が極めてうまい人で、ウンとうなるようなもののたとえをする人でした。

以下は、あくまで彼から学んだ話です。


1.一流の講師になりたければ一流のホステスから学びなさい。

2.一流のホステスは、一度に3人のお客様の相手ができる。

3.その秘訣は、ワンタッチ、ワングランス、ワンワード

‐ワンタッチ・・・・・右隣の人と手を握り合う。

‐ワングラス・・・・やや距離の離れた人に視線を向けてつながる。

‐ワンワード・・・・・左隣の人と言葉を交わす。


ワンタッチ、ワングランス、ワンワードを研修用に言い換えると、次のようになります。

ワンタッチ・・・・・受講者との距離。同じ場所に立ち続けてはいけない。時には、受講者に近づく。

ワングラス・・・・「アイコンタクト」のこと。いかなる場合も受講者を見て語る。

ワンワード・・・・・受講者全員にではなく、「あなたに語っている」という感覚を持たせる言葉がけ。


ところで私は、時々プレゼンテーションの研修をお引き受けすることがあるのですが、「2時間いただければ、話し上手にしてみせます」と約束し、事実そのとおりにします。

このお陰で全国の大学・専門学校の先生方4,500人に対してこの手の研修をしてきました。

よく「学生の私語が気になる」とおっしゃる先生方がいますが、私語するのがもったいないほどの授業をすればいいのです。


ところで、「2時間いただければ、話し上手にしてみせます」は、個人指導も可能です。

ヒューマン・ギルドにご連絡ください。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月12日)は、やや風邪気味で疲れを感じていたので、午後をオフの日にして、渋谷のユーロスペース2で映画 「マーラー  君に捧げるアダージョ」 を観賞しました。

この映画は、天才作曲家のマーラーと、19歳年下の妻アルマの夫婦の物語です。


(グスタフ・マーラーの写真)

マーラー  君に捧げるアダージョ
製作年 2010年 
製作国 独=オーストリア 

監督 パーシー・アドロン&フェリックス・アドロンの父子
 
マーラー役:ヨハネス・ジルバーシュナイダー
アルマ役:バーバラ・ロマーナー

物語は、オランダに滞在する精神分析医のフロイトをマーラーが訪ねるところから始まります。

ここで、ドイツ語のタイトルのMahler auf der Couchの意味が分かりました。そのまま日本語にすると、「寝椅子に横たわるマーラー」ということで、フロイトの精神分析を、ある場面では室外で、ある場面では彼の居室の寝椅子に横たわって受けながら、マーラーが自由連想法で語る内容で展開されます。

主訴はマーラーの愛する妻のアルマの不倫問題。マーラーは、新進の建築家のグロピウスから妻のアルマへの強烈なラブレターを読んでいたし、アルマも2人の関係を認めていたのです。

元々が男癖の悪いアルマと知りつつ結婚したマーラーが作曲も学んでいたアルマの作曲活動を禁じ、自分の妻として、子どもの母親として自分や家庭を支えるよう命じたことから亀裂が始まります。

おっと、この辺にしておきましょう。

この映画はほぼ実話に基づいていて、マーラーの弟子の、私の好きなブルーノ・ワルターも登場します。

グスタフ・マーラーと妻のアルマのことに関心のある方は、こちらをご覧ください(アルマ・マーラーの方は必見です)。

グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860年7月7日 - 1911年5月18日)

アルマ・マーラー(Alma Maria Mahler, 1879年8月31日 – 1964年12月11日)

エサ=ペッカ・サロネン指揮、スウェーデン放送交響楽団によるマーラーの数々の名曲がとても美しかったです。
主に使われていたのは、次の3つの交響曲でした。

第4番第3楽章

第5番第4楽章「アダージェット」

第10番「アダージョ」

マーラー:交響曲第4番&第5番
マーラー,ハイティンク(ベルナルト),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック


映画そのものとしては、ラストシーンに盛り上がり感がなく、「お勧め」とはしませんでした。

映画というよりも物語と音楽に感動した私でした。

「あなたの音楽の中で、わたしは生き続ける」というアルマのせりふが頭に残り、今後マーラーの曲を聴くときはアルマを切り離せなくなりそうです。

未完に終わった、マーラーの交響曲第10番「アダージョ」を聴きながらブログを書き終えました。

マーラー:交響曲第9番&第10番~アダージョ
マーラー,インバル(エリアフ),フランクフルト放送交響楽団
コロムビアミュージックエンタテインメント

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は、今までにブログでも紹介している素敵な女性お2人と再会し、夜は、ヒューマン・ギルドで研修の講師を務めました。

素敵な女性のお2人とは、山内暢子さんと和田裕美さんです。

山内暢子さんは、色彩コンサルタントとして沖縄を拠点にしながら、日本全国、それだけでなく台湾まで、子育て支援のためのカラーセラピー『キュービックマム』プログラムを全国に展開しておられます。

山内さんは、9:30にヒューマン・ギルドにお越しになり、私が出かける10:30までお話ししていました。

山内さんとの最初の出会いのことは、2010年9月13日 9月中旬の身辺雑記 「3.沖縄からのお客様」をご覧ください。

キュービック・カラーセラピー公式サイトは、こちら
http://www.flax-cubic.com/


2人目の素敵な女性は、次から次へと著書をヒットされている ペリエ の 和田裕美さん です。

和田さんは、渋谷から南平台に事務所に向かう道で迷子になってしまい約束の11:30から20分も遅刻した私を暖かく迎えてくれ、雨の中を2人で歩いてジャワ料理店で独特なカレー料理をご馳走してくれました。

ランチをしながら和田さんが私の話をメモを取りながら聴いてくれたので、思わず余計なこともしゃべってしまった私でした。

和田さんとお話ししながら和田さんも私も納得したこと、それは「和田さんは、人を幸せにすることを幸せと感じる人」だということでした。

なお、和田さんとお目にかかるのは、これで3度目で、今までの2回は以下のとおりです。

2010年11月2日 和田裕美さんが私の取材に!

2010年12月21日 昼食会、忘年会

オフィスに帰って、プレジデント・ベイビーに掲載される私の取材原稿のチェックなどをして、夜はヒューマン・ギルドの研修室で行われている一般社団法人 人財開発支援協会 主催の「研修講師育成講座」 の講師を務めました(18:30-21:00)。

内容は「研修技法①」でした。

ところで、この秋から始まる「研修講師育成講座」の第3期、もうすでにお申し込みをくださっている人がいます。

このブログにも時々コメントいただいている「カリス魔保育士」こと谷鹿監一さんです。

充実感が溢れた1日でした。

ありがとうございます。


<お目休めコーナー> 通りがかりに③

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ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

5月9日(月)、10日(日)と茨城県の独立行政法人 国立病院機構 水戸医療センター 附属桜の里看護学校の非常勤講師として1年生を対象に「人間関係論Ⅰ」の集中講義をしてきました。

私のやり方は、講義は極めて少なく、演習や討議を多く展開しています。

学生81人を1人で動かすのは大変です。

81は3と9の倍数なので、私は9人一組や3人一組(1回だけ5~6人一組)で、この2日間に入学後1カ月の誰もが40人以上の人たちと何らかのやり取りができるよう進めていきました。

 

 

学生数81名(うち男性12名)の3割近くは、高校からすぐの入学ではなく、大卒、あるいは就職経験者です。

下の2人はその該当者です。
(ちなみに、写真撮影は全員から同意を得ています)

教科書として使ったのは、『アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方』(コスモス・ライブラリー)

アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方―人はだれに心をひらくのか
岩井 俊憲
コスモスライブラリー

ところで、演習を進めている間に学生から私がレッドカードを突きつけられる場面がありました。

「動く彫刻」というワークの時です。

これは、最初の人の動きを類推して2番目から9番目の人までが無言で次々にイメージに沿って役割を補足していく、一種の協力ゲームなのですが、4番目と5番目の人が同じ動きをしているのを私が見て、「あれ、ゴールキーパーが同じところに2人もいるの」と言ってしまったのです。これで、サッカーだとわかってしまいました。

最後に出てきた男性(9番目)は審判役でした。

何と、私に向かってレッドカードを突きつけました。

これにはみんなも大笑い。

81人のうち50人以上の学生が本に私のサインを求めにやってきたり、とても楽しい2日間でした。

私の伝えた「勇気づけ」、いつまでもこの人たちの心の中に残っていてほしい。


<お目休めコーナー> 看護学校の講師室にあったお花

 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私の愛読月刊誌は「致知」(致知出版社)です。
途中空いた期間もありますが、サラリーマン時代も含めて30数年間購読しています。

『致知』2011年6月号

「人間学を学ぶ月刊誌」を標榜している「致知」は、ずっと一貫した姿勢を示しています。

私は「致知随想」というところに2回掲載されて、そのうちの、最近のものが2010年9月号の「放てば満てり」です。


ところで、「致知」の6月号(最新号)に佐々淳行氏(初代内閣安全保障室長)と渡部昇一氏(上智大学名誉教授)との対談「いま、何が問題か ― 危機に臨むリーダーの条件」があります。

この対談を読むと、国家の危機管理に無関心な民主党政権がクローズアップされ、そして、その中で佐々氏は、菅直人総理のことを彼の大学生の頃から知っていて、学生運動の中心人物であった彼のことを3回捕まえ損なったことから、過激デモでも逃げられる「第4列の男」の由来を語っています。

また、民主党内閣には19もの委員会があって、15人の内閣参与がいるのですが、その多くが実務経験のない学者だったり、昔の全共闘仲間を広い集めたことにも驚かされます。

佐々氏は、次の言葉で菅政権の危機管理上のひどさを語っています。

とにかく、これほど未経験で無知で人格的に未熟で、それでいて政治主導だといばることだけは知っている。こんな政権は過去にもありませんでした。

役人を使おうとしないから今回の大震災でも情報や初動措置が遅れて大混乱を招いたじゃないですか。計画停電を巡る東京電力と首相官邸の二転三転ぶりはその典型で、目を覆いたくなるほどでした。


この他にもあれもこれもと現内閣の失望させられる危機管理上の問題点が浮き彫りにされて、白鴎大学の福岡正行先生が「史上最悪の総理大臣」(TVタックルで)と呼ぶ気持ちも理解できます。

ところでこの対談、菅内閣の批判ばかりではなく、阪神・淡路大震災での日銀の神戸支店長の勇断や、本来あるべき危機管理も語られ、私たちに勇気と希望と対応策も与えてくれます。

「新生」を特集とする「致知」の6月号、読み応え感のある月刊誌です。


(注)この記事はカミさんのパソコンからアップしました。どうも私のパソコンが故障してしまったようです。


<お目休めコーナー> 通りがかりに②

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月8日)は、ヒューマン・ギルドで行われている秘伝気功ワークショップに午前中だけ参加し、午後はもっぱらある本の増補・改訂作業にまい進していました。かなり仕事がはかどりました。

夜は、秘伝気功ワークショップのご指導をいただいた盛 鶴延先生や参加者と共に竹ちゃんで懇親会を行いました。

 

盛先生は、お人柄がとてもよく、懇親会でも周囲の人たちに大サービスされます。

盛先生との話し合いで、12月3日(土)、4日(日)に今年2度目の秘伝気功ワークショップをヒューマン・ギルドで行うことになりました。

心・体・霊の一致した健全化のためにも盛先生の気功はお勧めです。

盛先生の気功教室は、8月を除き毎月第2.第4金曜日の19:00-21:00にヒューマン・ギルドで開催しています。

<お目休めコーナー> 通りがかりに①

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ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

本日(5月7日)は、盛 鶴延先生ご指導の「秘伝気功ワークショップ」(2日間コース)の第1日目です。

研修室一杯の16人がご参加です。「身動き取れるのかしら」と心配です。


さて、4月27日のブログ 本の紹介:『苦しまなくて、いいんだよ。』から「よき友」 の後半部分もとても学びが深かったので、あらためて紹介します。

苦しまなくて、いいんだよ。
プラユキ・ナラテボー
PHP研究所

書き出すときりがないのですが、3つだけとても印象に残ったことを書きます。
人間関係にも大いに生かせそうなことばかりです。

1.仏教の修行で大事な基礎項目として『信(サッダー)』というものがある。もともとは『信頼』の語感に近く、語源からたぐると『心をそこに置くこと』
余計な価値判断などを加えず、心をいまここにいる相手に置いて、その人のあるがままの言葉にじっくり耳を傾け、相手の気持ちに思いを寄せてみる。そうして、相手の気持ちをどれだけ思いやれるかが、問題解決の大事なポイント

2.欲には2種類ある。『タンハー=渇愛』と『チャンタ=意欲』
結果だけ求めて得たい、得たいと欲するのが『タンハー=渇愛』、結果を求めるために原因である八正道や瞑想の実践を行いたいと欲する意欲が『チャンタ=意欲』
ブッダは『チャンタ=意欲』は持つべきものとして奨励していた。

3.「今ここ」に心を込めて生きること自体が、過去を悔いることも未来に不安を抱くこともない、自由でやすらぎのある生を現実に生きることになる。


私は、このタイの日本人僧侶のベースとなる上座仏教(原始仏教)の本をかなり読み込んでいたのですが、また読んでみたくなりました。

ところで、この本の編集者のPHP研究所の若林邦秀さんは、ご自身でヒューマン・ギルドのニュースレターに「編集者による本の紹介」を書き、その中にこんな一文も。

私は書籍の編集の仕事に携わって20年近く経ちますが、これまで関わってきた本(トータル数百冊になります)のなかで、最も思い入れのある本であり、かつ完成度の高い本であると言っても過言ではありません。

さらに著者に入れ込んでいる若林さんは、著者による講演会・瞑想会をご紹介くださいました。私もどこかに参加したいです。

5月8日(日)13:30~16:30 群馬・高崎/中医研(主催:ゆいの家)
http://yuinoie.gunmablog.net/e164806.html 電話027-344-3732
5月11日(水)18:30~21:00 東京・湯島/湯島食堂
詳しい案内や申し込み方法は、若林までお問い合わせください。
wakakuni@jcom.home.ne.jp 
電話090-9628-8431
5月14日(土)13:30~17:00 東京・半蔵門/一番町東急ビル12F
詳しい案内や申し込み方法は、若林までお問い合わせください。
wakakuni@jcom.home.ne.jp 
電話090-9628-8431
5月22日(日)13:15~17:00 宇都宮
mixiコミュニティサイト「プラユキ・ナラテボー比丘」をご覧ください。


<お目休めコーナー> Mビルの玄関で

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月5日)は、ヒューマン・ギルドで「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」のリーダー養成講座 (3日間コース)の3日目(最終日)を行っていました。

11人がめでたく修了。皆さん、すぐにでもSMILEを開講できるくらいのレベルに達していました(「この教育システムがいいのかな」と自画自賛)。

参加者のうち次の方々がご自身のブログに書いてくださっていますので、ご参照ください。

○さきこさん・・・・ 今日はどんな「気づき」の日「SMILEリーダー養成講座 修了」 

○橋本良子さん・・・・りょうのはじめての妊娠&出産そして育児日記SMILEリーダー

○益子秀美さん・・・・ITFA オフィシャルブログ の SMILEリーダー養成講座 修了

○加奈子さん・・・・育児を楽しむママのための『コミュニケーション育児』のススメ
SMILEリーダー養成講座

なお、このSMILEリーダー養成講座、大人気で、9月の講座の残席はわずか4人になっています(5月13日追記:残り1名です)。


さて、5月にはヒューマン・ギルドでめったにない催しが3つ開かれますので、ご紹介します。

1.特別講座 「全ては必然!? 心の仕事に導かれて ~障害児を育てることで見えてきたもの~」(5/16)

2.アドラー心理学による「夢のワ ーク」1日講座(5/15)

3.梅谷裕章さんと田辺優子さんのご結婚を祝う会(5/21)

1.特別講座 「全ては必然!? 心の仕事に導かれて ~障害児を育てることで見えてきたもの~」

マネジメント・カウンセリング懇話会での特別講演の公開版です。
 
私が代表を務める
マネジメント・カウンセリング懇話会(中小企業診断士の勉強会)での特別講演の公開版です。
そのため500円という破格な受講料になります。

私がインタビューを受けた「メンタルビジネスへのご招待」(私は第49回目に登場)のインタビュアーの脇坂奈央子さん(セラピールーム・ラポール 代表、日本メンタルサービス研究所 所長)から

仕事と療育との両立に悩んだ講師、結局は、導かれるように「心の仕事」の世界へ。障害児を育てることで見えてきた「心の本質」「人間の可能性」

についてお話しいただきます。

5月16日(月)18:45-20:30 にヒューマン・ギルドで開催します。

講座が終わってからは、講師を囲んでの懇親会。

お申し込みは、メールか電話でヒューマン・ギルドに

電 話:03-3235-6741
メール:info@hgld.co.jp

なお、脇坂奈央子さんの素顔は、次の2つで。

昨年8月26日のブログ「取材を受ける」

昨年12月30日のブログ「プレゼント、忘年会、誕生日」


2. アドラー心理学による「夢のワ ーク」1日講座

今年1回だけの「夢のワ ーク」1日講座です。

あなたは、夢を味方につけられ、夢を見るのが楽しくなります。

アドラー心理学の夢解釈 の特徴は、現実の生活体験と結びつけて問題解決にたどり着けることで す。講義だけでなく演習や討議も交えて多彩に展開します。

日 時: 5月 15日(日 )  10:00~17:00

講 師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
 
会 場:ヒューマン・ギルド研修室
 
料 金:プレミアム会員:12,000円  一般:15,000円

申し込み:ヒューマン・ギルドにメール(info@hgld.co.jp)かお電話(03‐3235-6741)を

3.梅谷裕章さんと田辺優子さんのご結婚を祝う会

ヒューマン・ギルドで出会い、愛を育んだ梅谷裕章さんと田辺優子さんが結婚されました。

2人のご結婚を祝福して「梅さん・優子さんのご結婚を祝う会」を次のとおり行います。

(1)日時:5月21日(土)11:30-14:30

(2)場所:ヒューマン・ギルド研修室(2人が出会った場所)

(3)形式:ピザなどの主要食材はヒューマン・ギルドでご用意、飲み物は各自持参

(4)費用:1,500円(当日徴収、収益が出た場合は被災地のための義援金に使います)

(5)申込:ヒューマン・ギルドに電話かメールで

(6)世話人:森崎千秋さん、吉田好美さん、山田亜友子さん、原島陽一さん、岩井俊憲 

申し込みは、ヒューマン・ギルドにメール(info@hgld.co.jp)かお電話(03‐3235-6741)を


装いも新たになったヒューマン・ギルドにお越しください。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月4日)は、ヒューマン・ギルドで「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」のリーダー養成講座 (3日間コース)の2日目を行っていました。

参加者数は定員一杯の11名。各人に全8章、22節のうち2節を実際にリーダーとして担当していただきます。

特に前半は、SMILE開催上起こりうる状況を取り入れて、受講者はリーダーを支援します。
このことがものすごい学びにつながります。

ある人は、言っていました。

「ELM勇気づけリーダー・トレーナー養成講座、カウンセラー養成講座を受けてきたけれど、このSMILEリーダー養成講座が一番厳しい」

それはそうです。プロになる道は厳しいです。

各人が割り当てられた節を30分担当した後は、次のような展開になります。

リーダー役の自己フィードバック
        ↓
受講者のネガティブ・フィードバック
        ↓
受講者のポジティブ・フィードバック
        ↓
岩井のフィードバックとコメント


お仲間の厳しいフィードバックと勇気づけを受けて、2回目にリーダーを担当するときは、見違えるように力量がアップしています。


18:30に2日目が終わった後は、11人中10人の受講者と一緒に「竹ちゃん」で懇親会を行いました。

私は、黒一点でホスト役に徹しました。
みんなのオーダーを取りまとめたりして、夜の部もよく働きました。
皆さんよくお召し上がりになりますこと。


ところで、このSMILEリーダー養成講座にご参加のITFA国際トータルフローリスト協会 で「花MONY」を主宰されている益子秀美さんが写真のようなお花のブーケをお持ちくださいました。


(赤いカーネーションのコアラ顔にご注目)

また、リーダー体験を次のようにブログに書いておられます。
ご参照ください。

凹んだこと・・・。


◎次回の「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」のリーダー養成講座 は、次の日程で行います。

9/23(金・祝)、24(土)、25(日)

ただし、11名の定員のうちもうすでに7名(女性6名、男性1名)が申し込みのため残席は4名となりました。

追記(5月7日):5月7日(土)の段階で申込者数は9名に達し、残席わずか2名となりました。
おそらく5月中に定員に達してしまいそうです。お申し込みはお早めに!

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

これは、アドラー心理学ベーシック・コース で「優越コンプレックス」の例として話すことです。

『勇気づけの心理学』の発刊記念の講演会をヒューマン・ギルドで行った後に、竹ちゃんで懇親会をやっていたら、1人の人がプリントを同じ席に座った人たちに配布し、

「僕は、ジュンちゃんと友だちなんです」

と言うのです。

私は、私の大学時代に「恋のハレルヤ」でデビューした、歌手の黛ジュンちゃんかと思ったら、他のジュンちゃんでした。

「私のプロフィールの2枚目を見てください」

と言うものですから、周囲の人と一緒にページをめくると、K大学経済学部のゼミで「小泉と一緒だった」と言うのです。

この時点で、時の内閣総理大臣、小泉純一郎氏と同期であることが判明しました。

大学時代のことを4-5分話したところで、私が「今でも昵懇なのですか?」と尋ねると、「今は連絡が途絶えている」とのこと。

私は、「だったら、そんなこと話題にすんなよ!」という気持ちになりました。

ところで、このように自分の知人や過去の能力や家柄を誇張して、それこそ何度も何度も語る人がいます。

アドラー心理学では、このような人の態度を「優越コンプレックス」と呼んでいます。


ところで、このような「優越コンプレックス」のことを私が監訳している『どうすれば幸福になれるか』(一光社)で著者のW.B.ウルフは、「プラス・ジェスチャー」とも表現しています。

どうすれば幸福になれるか(上) (Adlerian Books)
W.Beran Wolfe,前田 啓子訳、岩井俊憲監訳
一光社

ウルフは、実際の自分よりも大きく、偉く見えるように身につけたジェスチャーを「プラス・ジェスチャー」と名づけ、通常「優越コンプレックス」を呼ばれる性格特性の鍵を次のように書いています。

1.優越コンプレックスは、劣等コンプレックスの煙幕に過ぎない。

2.優越コンプレックスの根底をなす唯一のものは、他人に自分が自覚しているほど悪く思われたくないという願望である。

3.優越コンプレックスは、暗い路地で怖さをごまかすために口笛を吹く少年のようだ。いかにも勇敢に思えるが、決して恐怖感はなくならない。

いかがでしょうか、このような優越コンプレックスの人を身近に見ることはありませんか?

優越コンプレックスをキーワードとして周囲の人たちを眺めると、人間理解が深まります。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ヒューマン・ギルドでの4月の大きな課題は、書類の大量廃棄とオフィスのレイアウトの変更でした。

この動機は、『8割捨てればうまくいく!』(竹内 清文著、PHP研究所)を読んだことと、うちのカミさんのかなり強い勧めで、また、実現できたのは、スタッフの竹内さんと 永藤さん の協力によるものでした。

8割捨てればうまくいく! 人生を変えるガラクタ整理法
竹内 清文
PHP研究所

『8割捨てればうまくいく!』は副題に「人生を変える」とあるように、確かに人生や経営を変えることになりそうで、私の仕事の仕方も変わりつつあります。
私の見る夢も変わってきました。

それまでの私は「面倒くさい」という気持ちが強くて、引き延ばしの名人でした。
仕事の優先順位をつけて、いざ仕事に臨むのです、特定のことを「明日でも・・・」という気持ちをもとに心の中にウジウジとした感覚が残りながら、明日のはずが数週間遅れになることもありました。

ところで、この「面倒くさい」という気持ちが対人関係上に働くと、相手には微妙な影響を与えます。

寛容な人ならば、「甘えている」「また、サボっている」と受け止めてくれますが、寛容でない人には、「自分を無視している」「避けている」という印象を与え、お互いの関係にひびが入ることがあります。

気をつけなくてはなりませんね。


◎今日から3日間「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」のリーダー養成講座をヒューマン・ギルドで行います。
定員一杯の11人がご参加。今回は、全員女性です。

この講座、お陰さまで大人気講座になっていて、9月開催の講座も、もうすでに6人がお申し込み済みです(こちらも全員女性)。
ご検討中の方は、お早めにお申し込みください。

9/23(金・祝)、24(土)、25(日)

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ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私が担当するこのゴールデン・ウィークの2つ目の研修は、4月30日(土)・5月1日(日)の2日間で

カウンセリング&セラピーの理論と実践
(徹底演習)

を行いました。

参加者は17名、遠くは岩手県、長野県からもお越しでした。

この研修は、アドラー心理学のカウンセリング&セラピーの理論を

(1)関係の樹立

(2)分析と診断

(3)洞察

(4)再方向づけ

の4つにプロセスに従って、1人のクライエントに対して7人のカウンセラーが順に担当してカウンセリングをしていくやり方でした。

途中、しっかりと用意した資料に基づいて解説を加え、1人ひとりが決められた役割を終えると、受講者やクライエントの方からフィードバックをもらい、私がコメントするやり方でした。

「分析と診断」の段階では、クライエントの「ライフ・スタイル調査表」をもとに徹底的に読み込みを行いました。

 

このグループは、「アドラー・カウンセラー養成講座」でしっかり学んできた人たちなので、ライフ・スタイルの読み取りが実にしっかりしていることが印象に残りました。

アドラー心理学による早期回想解釈などを用いた診断技法は、他の流派の追随を寄せつけないものであることを理解してもらいました。


◎アドラー心理学によるカウンセリングを学ぶプロセスは、ヒューマン・ギルドのホームページのトップの「カウンセラーになりたい」をクリックください。


これからは余談です。

赤城神社内の「あかぎカフェ」で5月1日のランチを楽しみました。

けっこうおしゃれです。



肉の煮込みとポテト・ホットケーキを食べました。

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