[お茶の花 清楚な感じが好きですね]
世の中に、「やさしい人」と「やさしくない人」とに分けることを許されるならば、明らかに、私は「やさしくない人」に分類されるだろう。
親切心に付け入る人には、真に腹が立つ。だから、ついつい、きつい言葉が出てくる・・・誰もが経験してきてるでしょ、私だってあるんだから、言わないけれど・・・とかね。
母の愚痴も付き合えないから、大概「あぁ、そう・・・」で終りである。
自分だけの時間が欲しい時、町へ出て、喫茶店で珈琲を飲む・・・まぁ、3時間か4時間くらい。
そんなに時間が取れないと、近くにある「マック」へ行き30分くらい珈琲を飲みながら「ボーッ」とした時間を過ごしている。
で、昨日の日曜日、「マック」に入ろうとすると、前にいた小学4、5年生くらいの男の子が、自然な動作でドアを押さえて私を待っている。
「ありがとう」と言って中に入った・・・それだけだが・・・でも、「あの子はやさしい子だな。やさしい大人になって欲しいな」と嬉しくなった。
私の席の斜め前に、80歳を越えているだろうご夫婦らしき2人と50歳代かなと思われる男性が座っていた。
多分、親子のようだ。彼が、老親に「ハンバーガー」の朝食をプレゼントしているらしい・・・あれこれ、説明しながら勧めている。
「やさしい息子だなぁ」と、またもや思う・・・私は母を「マック」には連れてきたことが無い。
買物(主に母の食料)を済まし、家に戻ると、家を出たり入ったりしている母を見ながら、「何をウロウチョロしているの!」。
私には、やっぱり、「やさしい」言葉で声掛けは出来ない・・・。
[雑草というか野草というか、名前も知らない花ですが、何とも可愛らしくて・・・]
「ダニー・ボーイ」って、アイルランド民謡だったのですね。じっくり聴いてしまいました。