IZUNOHANA’s blog

     後期高齢驀進中者の戯言

身近で「紅葉(こうよう)狩り」

2020-11-23 13:57:17 | この頃思う事

   ←ツタの絡まる~藪の中の柚子の木(拡大可能)


このところ気温が高くて、日中など汗ばむくらいの天気のためか、それでなくとも「素晴らしい紅葉」等とは縁遠い当地だが、それでも、落葉広葉樹の葉が染まり始めて来た・・・緑色が濃い中で、一際、存在を誇示している「漆の紅葉(写真上)」。但し、本命の「もみじ」は未だ紅葉(こうよう)せず。

 


 


我が町で発生した「コロナクラスター」は、とりあえず収束したのだろうか、以後、思い悩んだ程でもなく、新規の感染者数が上がっていない・・・ひとまず、安心という事。
とは言っても、全国での感染者増加には、私自身、結構、想定内であったにも拘らず危険信号が増しているから、暫くは、「引き籠り生活」に徹しようと思っている。

だけど・・・京都・嵐山の様子が今日のニュースに出ていたが、凄い人出なんだよねぇ、驚き!というより、何か理解出来ないものがある。
コロナを気にせず出歩く人が・・・ではなく、それ程迄「旅(小旅行)」がしたいのか・・・という事に・・・なのだ。

私自身、若い時には、随分、日本の中を旅(一人旅で、予定なしの飛び込み宿泊が多かった)したけれど、日本が豊かになったのか、何処の観光地も「飛び込み宿泊」が難しくなったのを機に、シーズンの混雑を外し(勿論、土曜日と祭日前も外して)ノンビリ旅を主体にするようになった。
その後は、何処の場所も観光客を目的に風景が画一化(商業化)して来て、お金を掛けてまで泊り旅をする興味がなくなってしまった。
ここ15年間、仲間同士の旅で幹事をした時を除き、個人的な旅では、全く、泊り旅をしていないし、数少ない日帰り旅であっても、遠出はしていない(目的は一つにし、大抵、どこかで珈琲を味わう)。
で、現在、その状態に不満はない。

皆は言うんですよね、「あなたは、自由に旅をしまくったから、もう十分なんでしょ?」ってね、う~ん、そうなのかもしれない・・・でも、こんな風にも考えるんですよ・・・私の旅は、どこそこの景勝地を見たい、どこそこで有名な物を買いたい(食べたい)では無かった、固定化した日常を崩しリセットしたいが目的であり、それは海外旅でも同じスタンスで、A地を訪ねて予定の観光が出来なくても、その場所で未知の体験が出来たらOKであり、再びA地を訪ねる事が無くても何も問題で無い・・・が私の旅の本質だったのだ。

今、コロナ感染が急増している最中、観光地に溢れる人々を見ながら、旅をする事は否定しない、でも、そろそろ、「皆が行く所を私も見たい(行きたい)ので皆が行く時に行く」から、「私が見たい(行きたい)所へは自分に合わせた主体的な旅をする」に変換してもイイのではないだろうか・・・そんなことをボンヤリ考えた。
GOTOキャンペーンを利用して出かける事にも否定はしない、しかし、現在の状況を考えた上で旅を楽しむのは、誰それからの指示を待つよりも、その人それぞれの責任(ホントは義務と言いたいが)でもあるように思う、実際、京都の紅葉は素晴らしいが、日本中どこででも、ささやかな紅葉がある事を発見するのも悪くない。

まぁ、結構、あざといな・・・という感じもするが、我が家の身近にある「まことにささやかな紅葉」を掲載してみた、如何!




コメント (6)
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