写真(1)
(1) 飛行前に点検整備中のヘリコプター。実機を忠実に縮小した見事な出来栄えだ。
写真(2)と(3)
(2) ジェット戦闘機をラジコン化した機体。
もちろん模型のジェットエンジンを搭載し、エンジン音も実機同様だ。
(3) 飛行中のスケール機(実機を忠実に再現した模型飛行機)。
黙っていれば実機と間違えるほどのすばらしい製作技術である。
数年ぶりに群馬県太田市尾島町(おじまちょう)にラジコンフライトショー見物に行ってきました。
定年後で金がなくても時間があるため、有料道路をできるだけ避けて一般国道を走り、7時間30分ほどかかりました。
私はカーナビを好まないため(道路を覚えないから)出掛ける前にPCで地図を念入りに調べます。
特に国道の分岐点に注意し、その付近の目標物をメモしておきます。
こんな方法でも間違った方面にいくことなく、ちゃんと目的地に到着できます。
便利なものに頼ると楽でいいことは承知ですが、これではなんだか脳が退化するような気がします。
自宅を午後1時30分に出発し箱根~小田原~厚木~相模原~入間~川越~熊谷~大田まで約260キロ走行して9時00分に到着しました。
愛車は軽ワゴン車のため、リアシートをたたむと充分に広く寝具を用意していったから、朝まで足を伸ばして熟睡できました。
宿泊代を払わないと随分得をした気分になるものです。
朝起きたらまずすることは、場所取りです。
目標は最前列で離着陸をよく見学できるポイントを確保!これ以外の場所ではせっかく遠路はるばる来た甲斐がありません。
大阪、高知、名古屋、新潟、秋田、宮城等の車も来ていますから、これに比べたら伊豆からでは遠路ではないのかもしれませんが・・・。
すでに最前列から5~6列までイスやシートで陣取られており、出遅れたかと一生懸命さがしたところ、運良く最前列で一つイスを置ける場所がありました。
神様が私のためにちゃんと場所をとっておいてくれたのです。とても感謝します。
ヘリコプターや飛行機の飛行が始まると、さすが3万人を超える大観衆の前で見せるだけの腕の持ち主ばかりだし、製作技術もたいしたものです。
しかし残念なのは必ず数機が墜落します。
大勢の前だと緊張するからだろうか?それとも、見栄を張ってつい自分の実力以上の演技をやってしまったりするのかもしれない。
実機の航空ショーでも墜落事故がありますから、もしかしたらラジコンも実機も墜落原因は同じかもと思ったりします。
昔、零戦を製作した中島飛行機株式会社の前身となる飛行機研究所が太田市尾島町にあったのだそうです。
尾島町は零戦の発祥地ということで、地域起こしも兼ねて毎年ラジコンフライトショーと地場産品の直売(ネギや大和芋)を行っています。
写真(4)
(4) 発航場所に向かう大型グライダー。ガソリンエンジンを搭載した大型機で曳航される。
人が乗らないだけで、実機となんら変わりはない。
写真(5)と(6)
(5) 浜松の航空自衛隊ブルーインパルスに負けない人出だ。
午前零時前から400~500台の車が詰め掛けている。
(6) 飛行前に組立て整備中のスタント機(曲技機)模型でもこれくらい大きいと迫力がある。
写真(7)と(8)
(7) 飛行機の輸入組立キット。あれもいいし、これも欲しい。いくらお金があっても足りやしない。
(8) 砂糖に群がる蟻状態、みんな真剣な熱いまなざしで品定めをしている。
[写真と文:NTさん提供]
懐かしのOldiesから・・・ボビー・ヴィントン「ミスター・ロンリー」。