初春三連休、1泊2日だけ関西で遊んできた。文楽初春公演を見るのが主な目的で、ついでに京都と大阪で、気になっていた展覧会をいくつか見てきた。今朝は朝イチで東洋陶磁美術館を見に行ったら、ずっと工事続きで落ち着かなかった中之島一帯が、だいぶ落ち着いた雰囲気になっていた。
久しぶりに中之島図書館の正面に立ってみたが、日曜祭日は休館のため、中には入れなかった。
周囲をぐるっと回ってみたら、何やら新しい建物が連結されているのを発見。あとで図書館のホームページをみたら、別館(新書庫棟)らしい。工期は2025年1月まで(予定)というからまもなく完成だろう。へええ、よかったね!
東洋陶磁美術館も、改修増築と聞いたときは、どうなるかとハラハラしたが、従来の建物を生かして開放的なエントランスを付け加えた、品のいいリニューアルだった。
中央公会堂の正面が広場として整備され、日曜祝日の日中は公会堂周辺が歩行者天国となったのもよかったと思う。ただ、相変わらず、ケバケバしいプロジェクションマッピングで人を呼ぼうとしているらしいのは私の趣味に合わない。青空を背景にしたレンガの赤と大理石の白をアーチの緑が引き締めていて、このままが一番美しいと思う。
アーチの頂上に人影(?)を発見。調べたら、学問の神ミネルヴァと商業の神メルキュール(メルクリウス)で、2002年の改修工事で60年ぶりに復元されたものだという。
私は公会堂の中に入ったことは、まだ一度もない。ガイドツアーや特別見学会が開かれているらしいので、いつか行ってきたい。