三連休を使って、友人と二人で、三重県に住んでいる元の同僚に会いに行った。初日は夕方、久居駅で落ち合って、藤ヶ丘食堂へ。とり焼・とり鍋・から揚げのお店。地元の家族連れが次々にやってきて、焼き網のセットされたテーブルで、さっと食べて帰っていく。家庭料理の延長みたいな素朴な美味しさで大満足。
2日目は3人でお伊勢参り。外宮、内宮を参拝した。お昼は伊勢市駅近くのまめやさんで、伊勢めひびうどんをいただいた。伊勢地方では、刻みめかぶをめひびというのだな。伊勢うどんは、さすが本格派。私は東京人だが、たまに食べたくなるのである。
内宮参道の赤福本店でひとやすみして赤福をいただく。赤福氷も期待していたのだが、大混雑・大行列を見てあきらめた。
今回は、久居グリーンホテルに2泊。「お茶漬け朝食」が売りで、初日は松阪牛入りしぐれ茶漬け、2日目は真鯛のごまだれ茶漬けを楽しむことができた。
「呑み」は、おはらい町通りの森下酒店へ。三重の日本酒・地酒専門店「酒乃店もりした」の直営店とのこと。3種吞み比べセットが3種類あったので、3人でそれぞれ違うものを頼んで、9種類を呑み比べる。而今や作は言うまでもないが、私はスッキリした味わいの裏寒紅梅が気に入った。
呑み比べの而今は「特別純米 火入」だったが、カウンター奥の冷蔵ケースには「純米大吟醸 名張」があって、「これを置いているお店はそうないですよ」と笑顔で語るマスター。これも出会いなので、少々奮発していただく。極上の美味。升はお土産にもらって帰ることができた。
このあと伊勢市駅前に戻って、一月家という居酒屋で呑み続ける。地元民に愛される呑み屋・食べもの屋をめぐることができて、幸せなお伊勢観光だった。