■華山(かざん)
今回の西安1日滞在は、兵馬俑も華清池もなし、大雁塔も陝西省歴史博物館もなしで、華山に登るためだけのものという、かなりツウな計画である。山登りの常道として、朝早くから出かけるのかと思っていたら、遅く起きて、西安市内から華山のふもとまで約2時間。早めの昼食を済ませたあとで、登り始めるという。
華山は、中国五岳のひとつ。武当山と同様、やはり道教や武侠小説とのかかわりが深い。私は、あまり事前予習をしてこなかったので「どんなところ?」と聞くと、同行の友人たちは「ものすごく道が険しい」と言って、脅かす。前日の武当山で、自分の体力低下を思い知らされていたので、かなり引く。
しかも、どんどん天気が悪くなってきた。ガイドの小黄(シャオホワン)君に「傘をさして登れるの?」と聞いたら、答えるより先に、フード付きのレインコートを調達してきてくれた。とにかくロープウェイ乗り場に向かう。ここで、中国人観光客の大行列に混じって小1時間待たされる。
華山は五つの峰で構成されており、ロープウェイは、いちばん低い北峰の頂上の下までしか行かない。ここから最高峰の南峰の頂上(標高2,160メートル)までは、険しい登山道(石段)が続く。幸い、山頂付近は天気がよくて、傘もレインコートも要らなかったが、今度は荷物が邪魔になる。
とりあえず、ゆっくりしたペースで、行けるところまで行ってみることになったが、たちまち息があがって、汗びっしょり。見栄えを気にする余裕も失せて、滑ったり転んだりしないよう、足元に注意しながら、友人たちについていく。たまに視線を上げると、信じられないような絶景。
ついに、無理だと思っていた「金鎖関」まで到達! 関をくぐり、少し先の「無上洞」と記された岩壁の前で記念写真を撮って、引き返す。
下り道は、別ルートが用意されているが、これがまた、ところどころに難所あり。中国人民は、子どもも老人も体力あるなあ。
そろそろ夕方。下り客ラッシュのロープウェイにようやく乗ることができ、下山。駅に飾られていた模式図を見て、けっこう頑張って登山したことを実感する。しかし、本当の難所は「金鎖関」の先にあるらしい。
西安市内に戻り、少し遅い夕食。四川料理の火鍋をリクエストしたのだが、びっくりしたのは、1人前ずつ小さな鍋が用意された「ひとり鍋」だったこと。確かに、これだと自分の好みの辛さを選ぶことができて、好都合である。日本にも、こういう火鍋のお店、できないかな。
ホテルに戻る途中、ライトアップされた大雁塔の前を通る。あまりの光景にカメラを構えるのも忘れて、呆気にとられてしまった。「大雁塔」+「ライトアップ」とか「夜景」で画像検索すると写真が出てくるが、老西安しか知らない人は腰を抜かさないように。
(8/28記)
今回の西安1日滞在は、兵馬俑も華清池もなし、大雁塔も陝西省歴史博物館もなしで、華山に登るためだけのものという、かなりツウな計画である。山登りの常道として、朝早くから出かけるのかと思っていたら、遅く起きて、西安市内から華山のふもとまで約2時間。早めの昼食を済ませたあとで、登り始めるという。
華山は、中国五岳のひとつ。武当山と同様、やはり道教や武侠小説とのかかわりが深い。私は、あまり事前予習をしてこなかったので「どんなところ?」と聞くと、同行の友人たちは「ものすごく道が険しい」と言って、脅かす。前日の武当山で、自分の体力低下を思い知らされていたので、かなり引く。
しかも、どんどん天気が悪くなってきた。ガイドの小黄(シャオホワン)君に「傘をさして登れるの?」と聞いたら、答えるより先に、フード付きのレインコートを調達してきてくれた。とにかくロープウェイ乗り場に向かう。ここで、中国人観光客の大行列に混じって小1時間待たされる。
華山は五つの峰で構成されており、ロープウェイは、いちばん低い北峰の頂上の下までしか行かない。ここから最高峰の南峰の頂上(標高2,160メートル)までは、険しい登山道(石段)が続く。幸い、山頂付近は天気がよくて、傘もレインコートも要らなかったが、今度は荷物が邪魔になる。
とりあえず、ゆっくりしたペースで、行けるところまで行ってみることになったが、たちまち息があがって、汗びっしょり。見栄えを気にする余裕も失せて、滑ったり転んだりしないよう、足元に注意しながら、友人たちについていく。たまに視線を上げると、信じられないような絶景。
ついに、無理だと思っていた「金鎖関」まで到達! 関をくぐり、少し先の「無上洞」と記された岩壁の前で記念写真を撮って、引き返す。
下り道は、別ルートが用意されているが、これがまた、ところどころに難所あり。中国人民は、子どもも老人も体力あるなあ。
そろそろ夕方。下り客ラッシュのロープウェイにようやく乗ることができ、下山。駅に飾られていた模式図を見て、けっこう頑張って登山したことを実感する。しかし、本当の難所は「金鎖関」の先にあるらしい。
西安市内に戻り、少し遅い夕食。四川料理の火鍋をリクエストしたのだが、びっくりしたのは、1人前ずつ小さな鍋が用意された「ひとり鍋」だったこと。確かに、これだと自分の好みの辛さを選ぶことができて、好都合である。日本にも、こういう火鍋のお店、できないかな。
ホテルに戻る途中、ライトアップされた大雁塔の前を通る。あまりの光景にカメラを構えるのも忘れて、呆気にとられてしまった。「大雁塔」+「ライトアップ」とか「夜景」で画像検索すると写真が出てくるが、老西安しか知らない人は腰を抜かさないように。
(8/28記)