10年ぶりに乗用車と商用車を同時に展示し、二輪車を含めた総合ショーとして千葉県の幕張メッセで開催されました。 天気も良かったので、たまには電車で行ってみようかと思い、小田原10時20分くらいの湘南ライナーで東京へ、そこから京葉線で海浜幕張駅まで約2時間半を掛けて行って来ました。 土曜日でもあり、予想以上の凄い混雑でビックリしました。 大自然の中が好きな私には、会場内の人息に苦しさを覚え、時々外に出て青空を眺めながらノンビリ約4時間見学しました。
上の車はマツダの「大気」。流れというデザインがテーマで空気の動きを表現したデザインが特徴。
日本の車産業は欧米に追い付け追い越せで、今日があります。 私の父が初めて乗った車はテントウムシの様な可愛いスバル360でした。 その次には中古のダットサン、家族で富士五湖にドライブに行った時のことでしたが、籠坂峠を登っていたらラジエターの故障で熱湯が煙の様に噴出し、子供心に怖い思いをした記憶があります。 今では、こんな車は見かけませんね。 モーターショーもカッコいい車ばかりでなくて、「三丁目の夕日」で見た鈴木オートのミゼットやトヨペット・クラウンなど、懐かしい車の展示も楽しかった。
上の車はエコとスポーツを両立したトヨタの21世紀型スポーツカー。「FT・HS」
日本が得意とする小型車が世界で認められ、またオイルショックで小型車の燃費の良さが注目され、地球温暖化などの環境問題が大きくなるにつれ、二酸化炭素(CO2)排出の少なさも関心を集め、世界で日本の小型車が優位に立ちました。
世界の小型車シフトの追い風を受け、日本は欧米に追い付いたようです。 それが今ではアジアの新興国から日本が目標にされる立場に変わったとの事です。 それでも今は環境と安全が自動車産業の大きなパートを占め、そのような技術開発競争では依然として日本が大きく進んでいます。
今回の東京モーターショーは日本の得意とする技術を中心に、規模はコンパクトでも最先端の情報を世界に発信する事が秘められているようです。