立山黒部アルペンルートは11月30日で営業が終了します。 まだ1ヶ月ほどあり、慌てる事も無かったのですが、雪が気になったので10月24~25日(日)に入山してみた。
24日(土)の4時に扇沢駐車場に到着。 車とは言え夜中に山道を走るのは非常に気味の悪いものですが、今回は仲間がいたのでおしゃべりしながらで気にならなかった。 扇沢始発が7時30分であり、それまで持参のシュラフにもぐった。
携帯目覚ましで6時起床、すぐに登山準備を開始。 始発まで充分時間があったので駐車場付近を散歩、思ったほど寒くないのに驚いた。 扇沢は標高1,433mと丹沢山並みなのに暖冬?雪が緩むとまずいな~ッと思った。
扇沢は鹿島槍や爺が岳方面、針ノ木岳方面、黒四ダムからは黒部下の廊下へ、室堂からは立山や大日岳へと名峰への登山基地である。 今回はその中から室堂平より立山、大日岳を選んでみた。
7時扇沢駅に入り始発に乗車。 室堂(標高2,450m)までの標高差約1,000m(距離にして13.5km)を黒部ダムの徒歩15分を含めても53分で運んでくれる。山屋にとっては夢見たいな話である。
黒部ダムを展望台から見学したり、ノンビリ散策し秋撮りをした。 また、ダムの放水も見られ凄い迫力だった。
ダム上からは下流に架かる丸太橋に、黒部下の廊下へ向かう登山者が見えた。 ダムの放水中に丸太橋を渡る時、雨風の強い台風みたいで怖い思いをした事を思い出した。でも、上から見てると皆さん平気そうに渡っていた。
黒部湖駅からケーブルカーで黒部平へ行きロープウェイに乗り換え。 黒部平はナナカマドの紅葉が見られた。とても綺麗な赤だった。 ロープウェイからの景色はダケカンバが沢山見えたが上部の紅葉は遅かった。
室堂到着10時。標高2,450mでも風も無く、寒くも無い。午前中でもあり観光客の方も沢山見えていられた。