白馬佐野坂に姫川源流自然探勝園《姫川源流・親海(およみ)湿原》があり、この一帯は貴重な自然環境を形成しているとして長野県の自然環境保護条例に基づき自然環境保全地域に指定されています。
また姫川源流の湧き水は昭和60年に「日本の名水百選」にも指定されています。 フキノトウです。
親海(およみ)湿原は標高750mにもかかわらず、亜高山帯から高山帯にかけて生息する低層・高層の湿原植物が大変豊富との事で寄って見ましたが、今年は雪が多く寒さが厳しかったせいで、1周20分程の整備された木道を散策しましたが新緑も見られず晩秋の感じでした。 下の花は「カタクリ」です。
親海湿原の北側にある荒神の森を隔てて、姫川の源流があります。 ここの湧き水を源とする姫川は、54kmの距離を国道148号線と並行して流れ、新潟県糸魚川市の河口から日本海へと注いでいます。 フクジュソウです。
湿原から源流の方へ移動するにつれて沢山の春の植物に出会えました。 春浅く雪解けを待ってカラマツ林の下一面に福寿草が開花し、続いて水芭蕉、キクザキイチゲ、カタクリ、土筆、ニリンソウが咲き、鮮やかな緑の芽生えが私たちの目を楽しませてくれました。