開成町『あじさいの里』の西側ほど近い所に、あしがり郷『瀬戸屋敷』があり、訪問してみた。
歴史的な建造物や周辺の自然が残る1,800坪もの広大なお屋敷です。
こちらでは、「桃の節句」・「端午の節句」・「七夕」・「十五夜」等、昔から伝わる伝統的な年中行事を再現し、訪れる多くの方々が楽しまれています。
島国『日本』には昔からの自然観や信仰があり、その中で「しきたり」
と言うものが生まれました。
それが核家族化した現在は伝統的な行事・しきたりが簡略化、省略化されつつあります。『正月行事』・『年中行事』・『結婚』・『出産』・『祝い事』・『贈答』・『葬儀』・『手紙』等、核家族化の現在では仕方ない部分もあるように思われます。
『手紙』は時代の流れからパソコンやスマホに代わったようです。 でも思い返せば手紙の良さも捨てがたいですね。 この私たちが忘れようとしている昔からの伝統行事を、この『瀬戸屋敷』は、その時期・時期に再現してくれます。 とても嬉しいことです。
最近のテレビ・新聞をみると、人間のあるべき姿、道徳、倫理、道義に反する事件事故が多すぎるように思われます。 それに核家族化し、田舎であっても隣近所のお付き合いが減少傾向にあるようです。
東日本大震災以後『絆』と言う言葉が、あちこちで見受けられ、瀬戸屋敷でもテーマ「絆」の特別展が開催されていました。
高齢化「日本」、これからは地域とのつながりを大切にしていかなくてはと強く感じました。