1年の計は元旦にあり
1年の節目として、日本では正月
をことのほか大切に考える文化があります。
正月には年神様と言う新年の神様が各家庭に降りてくると考えられ、その年の幸運を授けてもらうために、様々な習慣が各地にあった形で定着しています。
その伝統的な習慣やそれを表す言葉、正月行事の「門松」・「しめ飾り」・「鏡餅」・「おとそ」・「おせち料理」・「雑煮」・「鏡開き」など、あげれば沢山の言葉があります。 この言葉1つを子供達に聞かれると、中々正確に答える事が出来ず、急いで調べる有様です。
親がこれでは、伝統的な習慣と言えども忘れられてしまいますね。 毎年、そんな事を思いつつ年が過ぎて行きます。
関東でも成田山 新勝寺、靖国神社、芝 増上寺、明治神宮、鶴岡八幡宮、川崎大師、大雄山 最乗寺など他にも沢山の神社・仏閣が初詣をする人で大賑わいとなります。
昔は1年のけじめとして、一家の家長は、大晦日の夜から神社に出かけて、寝ないで新年を迎えるのが習わしであり、家族は自分たちが住んでいる地域の氏神を祀っている神社にお参りをしたようです。
現在は上記の有名な神社に出かけたり、その年の干支によって年神様の居る方角、つまり恵方(えほう)が縁起良いと言う事で、恵方に当たる社寺に出かけて初詣をするようになったようです。