素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

♨ ぶらり洞川(どろがわ)温泉 ♨   

2016年07月09日 | 日本の歴史

奈良県の南部、吉野郡天川村の東部に位置する洞川(どろがわ)温泉郷にお世話になりました。                                                                                                            洞川温泉郷は大峯山から発し、熊野川の源流ともなっている山上川のほとり標高約820mの高地に位置する山里で、その冷涼な気候から関西の軽井沢とも呼ばれているところです。

今回の大峯奥駈道を歩くための基地として登山口から離れていたものの、雰囲気の良い洞川温泉に寄ってみようということになりました。                                                    かりがね橋から俯瞰した洞川温泉全景。

今日は平成28年7月7日(木)17時に宿に入り、夕食を済ませてから龍泉寺で七夕祭りの催しがあるとのことで、皆さんで夕方から洞川温泉郷をぶらつき、19時、大峯山「龍泉寺」に向かいました。

龍泉寺は真言宗醍醐派の大本山として多くの信者を集めておりますが、洞川から登る修験者は宗派を問わず、龍泉寺に詣で水行の後、八大龍王に道中の安全を祈願してから山上ヶ岳に向かうしきたりとなっているとのことです。                                                修験道の根本道場として信者・登山者の必ず訪れる霊場です。

                                                 龍の口より湧き出る清水をたたえた大峯山中第一の水行場 

 

今日は七夕、地元の子供さんたちが作られた短冊のお焚き上げが、修験者により境内にて執り行われました。

法螺貝が吹かれ、経文を唱え、火の燃え盛る様は迫力満点でした。

お焚き上げ終了後は、夜の洞川(どろがわ)温泉街を皆さんで散歩。

洞川温泉は、温泉そのものの歴史は浅いようですが、大峯講の宿場としての歴史は古く、その起源は役小角(えんのおづの)に従った後鬼の末裔によって起こされたと伝承されています。

                         

どことなく懐かしく、昭和の時代にタイムスリップしたような雰囲気を漂わせる町並みには心癒されます。  

浴衣で団扇(うちわ)を持ち、下駄でガラゴロと歩く姿がぴったりの風情です。     山奥の風情ある温泉街、ずっと残してほしいと感じました。

それと、も1つ感じたことがありました。                                       平日であり温泉街を歩く人がまばらであるのに、旅館や商店の全てが出入り口から縁側越しの部屋の中まで見えるようフルオープンなのです。

旅館街を歩いていると「陀羅尼助」(だらにすけ)と書かれた看板が多く見られました。           陀羅尼助ってなに                                               陀羅尼助とは、古くから修験者の秘薬とされた和漢薬であり、二日酔い・下痢等を含め胃腸の調子が悪い場合の全てに効果のある万能薬とのことであります。                              また、薬の名前の由来は、僧侶が陀羅尼という非常に長いお経を唱える時、眠気防止のために これを口に含んでいたことからだそうです。                  この秘薬は洞川温泉付近のみで販売されているようです。

煌々と明かりも灯っており、温泉街で旅行者に風情を味わってもらうためのサービスと感じました。本当にありがたいことです。

普通なら夜 明かりを点ければ、その回りに虫が飛び回るのは時期からいって当然と思いますが、この温泉街は とても爽やかで虫がいないのです。             洞川温泉では普通のことのようです。 

縁側のあるレトロな洞川温泉、また寄ってみたいです。      

                               

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⛰ 大峰山登山 ⛰

2016年07月09日 | 日本百名山

紀伊山地の霊場と参詣道《大峯奥駈道》(おおみねおくがけみち)は平成16年7月にユネスコ世界文化遺産に登録されました。                                                大峯奥駈道は1300年前、のちに修験道の開祖となった役小角(えんのおづの)役行者(えんのぎょうじゃ)によって修験道の修行場として開かれた古(いにしえ)の道。                         吉野(奈良県)と熊野三山(和歌山県)を結ぶ全長100km以上ともいわれる大峰山脈をたどる秘境の地であります。

古の日本人は、遥かなる峰々・豊かな森・断崖絶壁などに畏敬の念を抱き、また水を生み、生命の源と考えた山岳を、神聖な場所として崇めてきました。            この自然崇拝や神道と仏教などが融和したものが修験道とのことであります。

紀伊半島の背骨である大峯奥駈道は日の出と共に出発し、日の入りまでたっぷり歩き続けるという超ハードなコースで約 1週間の行程で上級健脚者なら踏破可能とのことであり、無理のできない私たちは、その一部を修験者になった気分で歩いて来ました。

洞川温泉を7時半に出発し道幅の狭い国道309号線を上り、行者還岳(ぎょうじゃがえりだけ)の南側に位置する行者還トンネル西口登山口を目指した。到着、8時10分。

日本百名山で紹介されている大峯山は、山上ヶ岳から南の弥山(みせん[1895m]・八経ヶ岳(はっきょうがたけ)[1915m]を含む山全体をさし、中でも八経ヶ岳(別名:仏経ヶ岳、八剣山)は、近畿・中国両地方の最高峰です。                                         登山準備を済ませ、8時20分出発。

                                               まずは沢沿いを進み、沢を離れると大峯奥駈道の尾根に出るまで厳しい急登に汗を流す。

                                               付近にはトウヒ・シラベ(シラビソ)の原生林につつまれ、また弥山と八経ヶ岳の鞍部には 7月初旬に国の天然記念物であるオオヤマレンゲが見られるとのことで楽しみに向かいました。

奥駈道出合着、9時30分。 10分休憩。

尾根に出てから聖宝ノ宿跡(修験者の座像あり)辺りまでは平坦路でハイキング気分、ここならトレイルランに最高のコースと感じた。

11時過ぎ、弥山に向けて急な木道の階段が始まる。 30分頑張ったら弥山小屋が見えた。

                                                        これが合羽を着ての登高であったら辛さも倍増だが、合羽を着ないで歩けるだけラッキーであった。  弥山小屋到着、11時35分。

 

弥山の天河奥宮(弥山神社)は大峯奥駈道から外れていたが、近くであり参拝して来た。

弥山の天河奥宮は奈良県吉野郡天川村坪内にある「天河大辨財天社」の奥宮が祭祀され、水の神として古くから聖地とされてきました。                                                           弥山とは仏教の世界観を表した須弥山(しゅみせん)から名付けられ大峯の中心的山岳とのことです。

4月下旬から11月中旬のシーズンは管理人の常駐する弥山小屋が営業されており、小屋横にはチップ制の公衆トイレがあります。  昼食を済ませ12時出発。

弥山から八経ヶ岳までは吊り尾根状の登山道を進む。 下り出して間もなく前方に八経ヶ岳のピークが望めた。

この吊り尾根には地図にも表示されている通り、オオヤマレンゲの自生地があり期待通り沢山の花を見ることができました。

その美しさから天女花とも呼ばれ、古くから大峯奥駈道で修行する行者に親しまれてきました。

が平成に入り、このオオヤマレンゲ群落の衰退が指摘され、二ホンジカの食害から守るための防護柵が設置されています。                                                                               通過の際は必ず閉めるよう、ご協力をお願い致します。                    以前はかき分けながら進まなくては ならないほど茂っていたとのことです。                    ここは奈良県のため、鹿は神の使いとして大切にされていますが、日本中で農作物や森林に対する被害が甚大となっています。

立ち枯れの木々を見ながら、最後の登りに頑張り八経ヶ岳山頂へ。登頂12時半。

                                                       

今回は、全長100km以上と言われる大峯奥駈道をほんの数km歩かせて頂いただけなのですが、八経ヶ岳山頂に立つと、完全踏破したような気分になりました。

でも、残りの部分も必ず歩き通してみたいと考えています。 12時50分下山開始。

                                              曇ってはいたが、かすかに遠方の山々が水墨画の様に素晴らしい山岳風景を見せてくれた。                                                                                                                     世界遺産「大峯奥駈道」の真髄、深い歴史の森を縦走する修験道の魂(こころ)満喫の道です。

下山は往路を戻りました。                                                                                                      十分に奥駈道の雰囲気を味わいながら ポツポツきた小雨と共に。

木道の階段や岩・木の根が濡れているので、スリップに十分注意して頂いた。

弥山小屋着、13時10分。 10分休憩。                                        聖宝ノ宿跡着、14時。 5分休憩。

                                                弁天ノ森着、14時33分。 5分休憩。                                      歩き出して間もなく、花に詳しい方が後で「アッショウキランが咲いている。」と声を上げたので、撮影会が始まりました。                                                                                先日、上高地で見たものより綺麗に咲いていました。

                                                奥駈道出合着、15時。 5分休憩。  行者還トンネル西口駐車場着、15時50分。                目的のオオヤマレンゲにショウキラン、他にも沢山の花が見られて皆さん満足の山旅でした。

 

 

 

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⛰ 雨の大台ヶ原山散策 ⛰

2016年07月09日 | 日本百名山

遅れながらようやく台風1号が発生し、宿のテレビで天気予報を見ると雲の切れ間から北海道が見えるだけであった。                            早く雲が流れるよう祈ったが、この状況では無理があり、まして ここは日本有数の多雨地帯の《大台ヶ原》である。

大台ヶ原は、日出ヶ岳(1695m)を最高峰とし、標高1400m~1600mのゆるやかな起伏が続く台地で、年平均降水量が 4,000mmを超える日本有数の多雨地帯として知られています。

周囲には、豪雨によって削られた絶壁や崖、V字渓谷にかかる滝など雄大な景観が広がっています。                                   トウヒ、ウラジロモミなどの針葉樹と、ブナ、ミズナラなどの広葉樹で構成される貴重な自然が残る大台ヶ原は、吉野熊野国立公園内の特別保護地区に指定されています。

大台ヶ原は入山規制のある「西大台」と規制のない「東大台」があります。              西大台はブナを主体とする原生林の中を縫うように歩くコースで、沢渡りが多いので雨でもあり増水の危険を避け、東大台の周遊コースを散策することとした。

出発 9時。大台ヶ原ビジターセンターの脇から最高峰の「日出ヶ岳」に向かう。

                                                   好天であれば360度の大パノラマと眼下には熊野灘を望むことができ、澄み切った早朝 運が良ければ富士山や御嶽山まで遠望することができるそうです。

日出ヶ岳山頂着、9時50分。                                       展望台があったが、今日はその下で雨宿り。10時下山。

整備された木道を滑らないように歩く。                         ビジターセンターで昨年の 7月の天気が表示されていたが、晴れは15日だったそうです。 なので苔が生き生きと綺麗に見えるのですね。

正木ヶ原通過、10時40分。

尾鷲辻通過、10時50分。                          東屋があり東大台周遊コースはもっと大きく回れるが、雨が酷くなり散策路が小川状態になって来たので半分で切り上げ駐車場に戻った。

大台ヶ原の雰囲気は理解できたが、欲をいえば晴れて欲しかった。            駐車場到着、11時35分。

 

 

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