日本海
に浮かぶ、歴史と文化のある
『佐渡島』
を巡って来ました。
長い歴史を持つ佐渡。 平安から鎌倉時代には、政争に敗れた人々の遠流の島となり、江戸時代には金山が隆盛を極め江戸幕府の財政を支える直轄地となりました。
このような歴史背景から流人たちが伝えた「貴族文化」、奉行たちがもたらした「武家文化」、商人や船乗りたちが運んだ「町人文化」などが融合して特異な文化を織り成した島であります。
佐渡汽船乗り場の新潟港に 9時到着。 カーフェリー
「おけさ丸」
に乗船、新潟~両津間を 2時間半で結んでいる。 新潟出港、9時 20分。
国道航路 350号(新潟~両津航路 67.2Km)を好天
の中の久し振りの船旅でした。 両津港着、11時 50分。
両津港で昼食と登山準備を済ませ、13時出発。 今日の予定はドンデン高原一帯に咲き誇る
花々
の清々しさを満喫しながら体調作りのノンビリ
ウォークであります。 県道 45号線から佐渡縦貫線である県道 81号線に移り、登山口である「アオネバ登山口」標高 296mに到着、13時 25分。 既に登山者でごった返していた。
既に登山準備は整っていたので、13時半に出発。
梅津川の源流脇を登る花の山百選にも選ばれたコースであり、オオイワカガミ、カタクリ、キクザキイチゲ、オオミスミソウ、それに登り始めはガッカリしていたシラネアオイが高度を上げてくると大きな花弁がシッカリとして登山道の両脇にビッシリと咲き、登山者を迎えてくれたのには、皆さん大喜びでした。
また、高山植物群落の中、そしてブナ林帯の中で森林浴
をしながら、体中にフィトンチッドを浴び、皆さん益々
元気です。
落合を 14時 10分に通過。 尾根上の「アオネバ十字路」に 15時 20分到着。
5分休憩。
尾根沿いの緩やかな道を、脇見しながら花を見て進み、金北縦走路入口着、15時 45分。5分休憩。
ここには車道が来ており、疲れた方がいれば車の待つ「ドンデン山荘」まで、車道歩き30分ほどで着くのですが、佐渡まで来て そんな方はおらず全員でドンデン池を
目指しました。
佐渡には鹿など草食動物がいないこともあり、山の中では雪解けから色とりどりの花が咲き乱れるとのことであります。
そんな事を含め、大佐渡
山脈では千m前後のところに、本土ならば二千m級の亜高山に咲く花
を見ることができます。
ドンデン池に向かう途中ではミズバショウを見ることもできました。
高原らしい地形となり見晴らしも良い所なのですが、残念なことに雲があり海まで臨むことはできませんでした。
季節風の吹く尾根で、低山にもかかわらず観察できる高山植物群、ブナ、ナナカマド、天然杉などの風や雪による扁形樹群、シバ草原、ザレ場など変化に富んだ
植物群落
と地形を見ることができました。
この辺り一帯をドンデン高原と呼び、緩やかな凸型をした斜面に位置するシバ草地は、過去の寒冷期
(氷期)に形成された周氷河斜面とのことです。 ドンデン山の名前の由来には諸説あるようですが、その一つに緩やかな山頂
『鈍嶺(どんでん)』から来ているという説があるようです。
ドンデン池着
、16時20分。
そこから、もう一頑張りで最後のピーク尻立山(940m)に
向かった。
尻立山登頂、16時 40分。 10分休憩。 明日挑戦する
佐渡の最高峰「金北山」が見えた。
車の待つ「ドンデン山荘」に 17時 10分、全員無事下山した。 沢山の花に出会え、皆さん大喜びの山行でした。
今日の宿、秋津温泉に 17時 40分到着。お疲れ様でした。
夕食後には「佐渡おけさ」の唄、踊りの披露があり大変盛り上がりました。
ハア~ 佐渡~へ
佐渡へ~と~
草~木~も~
な~び~くョ
ハ アリャ
アリャ
アリャサ
佐渡は 居よいか
住みよいか
ハ
アリャサ
サッサ