榛名山のパワースポットといわれる榛名神社を参拝し、榛名湖畔に立つ榛名山の最高峰『掃部ヶ岳』(かもんがたけ)に登り、
下山後の夕方『ゆうすげの道』をぶらり散策して来ました。
大自然に囲まれ霊気漂う参道に大迫力の境内、神社の魅力がダイナミックに凝縮され、今まで参拝した神社にない不思議な霊域を感じました。
榛名川のせせらぎを聞きながら七福神が迎えて下さり、歩くだけで身も心も浄化される気分です。
本社ご神体の御姿岩、双龍門の鉾岩をはじめとする岩には大地のエネルギーが直接供給されているとのことで、強力な願望実現パワーを持つ関東屈指のパワースポットといわれています。
榛名神社でしっかり安全登山の祈願をし、ここから榛名湖畔へ、そして掃部ヶ岳登山口に向かいました。
掃部ヶ岳(かもんがたけ)登山口着 13時 45分。 ここからは登山道に入るため再準備を整え、14時出発。
榛名湖と形の美しい榛名富士がとても綺麗に見えました。
掃部(かもん)ヶ岳への尾根に 14時 20分に上がり分岐の右手にある硯岩(1,251m)に向かい 14時 25分 到着。 硯岩(すずりいわ)の名前は硯が立っているように見えることに由来しているようですが、この時期は草木が多く確認はできませんでした。 岩上からは箱庭のような榛名湖や街並みを一望し、14時半に出発。
先程の分岐まで戻り、尾根を掃部(かもん)ヶ岳山頂に向け登山の開始。
この登りは、ササが一面に生えるミズナラ林の斜面、しっかりと木製の階段が整備されていましたが木製が土留めの役をせず、掘れており非常に登り難く 体力を消耗する道でした。
やっと尾根上の分岐点を 15時通過。
自分の経験では、こんなにササの多い山は初めてでした。
少し隊列が長くなってしまいましたが、皆さん頑張って下さり 15時 17分全員登頂。 山頂の岩で、腰を下ろしての休憩を取り 15時半出発。 山頂の展望悪し。
下りに入ったら、益々 ササが酷く登山道が見えない。 ササをかき分け、変な獣道に入らないよう充分に注意し、皆さんが着いて来ていることを確認しながら先行した。
山自体に湿気が多く、膝から下のズボンがビショ濡れでした。 小柄な参加者の方は、「ササが私の首の所まであり、歩くのがとても怖かった。」とこぼされていた。 耳岩から杖ノ神峠への下りは急で滑り易い上にササが邪魔をして歩き難いので、皆さんで声を掛け合い、慎重にゆっくり下って頂きました。 杖ノ神峠着、16時 40分。 ここからは林道歩きになったので、皆さん快調。
車に移ってからは 今日の最後の目的であるユウスゲを見に向かいました。 沼ノ原に咲くユウスゲ群生地へ、17時 25分到着。
時間の余裕もないので、皆さんに急いで頂き木道を走るように群生地に入りました。 雰囲気は尾瀬に咲くニッコウキスゲの感じ。
ユウスゲはユリ科の多年草で、山地の草原に自生する。 高さは約 1mくらい。 午後にならないと花は開かない。 甘い香りがして朝方には閉じてしまうという面白い花です。
このユウスゲという面白い花を榛名の草原で、忙しかったけど沢山見られ、皆さん大満足でした。