忍野村は山梨県の南東部で富士山 の麓にあり、南都留郡に含まれています。 南に富士山、東に石割山(1413m)といった山々に囲まれた、標高 936mの所にあります。
霊峰富士の雪が伏流となり、ここ忍野村忍草(しぼくさ)で八つの湧水となり、古くから富士山信仰の霊泉となってきた
「忍野八海」
。
今回は、あいにくの曇りで富士の顔は見ることができませんでした。
そのため付近の茅葺き古民家
を回りながら秋らしい
所を見て回りました。
その第三番霊場「底抜池」を抱く大きな林を背に約九千坪(29.700㎡)の旧豪族敷地内にゆったりたたずむのが榛の木林民族資料館
であります。
間口九間半、奥行五間半の母屋は十八世紀の建造物と推定され、富士山北麓一帯では、最古の民家の一つとされています。
また、間口五間、奥行二間半の隠居屋は特に風格を醸し出しています。中央の建物。
「榛の木林民俗資料館」とは、地名の忍野村大字忍草小字榛の木林から、つけられたとのことです。 まだ、この付近には幾つかの古民家が残され有料ですが見学させて頂けます。
場所が忍野八海という、綺麗な水の豊富な所であり、優雅に泳ぐ鯉などの姿を見ていると心癒されます。
この様な茅葺きの古民家は茅不足から段々減りつつあるようですが、富山の五箇山
、
岐阜の白川郷
、
京都の美山
の様に保存されることを願たいですね。