素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

⛰ 蓼科山を歩く ⛰

2021年07月22日 | 日本百名山

八ヶ岳連峰の最北端に位置し、二重火山の蓼科山(標高 2530m)を歩いて来ました。           円錐形の女性的な山容で、隣り合う北八ヶ岳の山々をはるかに超える存在感があり、独立峰の展望良好の山である。別名『諏訪富士』ともいわれる。

ビーナスラインの通り沿いにある女神茶屋前の「蓼科山登山口」 バス停より登山道に入る。  7時45分。

大きなダケカンバの横から、クマザサの茂る道を緩やかに登って行く。

歩き出してクマザサやカラマツの間をぬうように進むと、40分ほどで木の根が張り出した岩がゴロゴロした坂道に変わる 

それもつかの間、再び緩やかな登山道となる。女神茶屋からのコースでは登ってから緩やかにといった感じを2度ほど繰り返し3度目の登りを登り切ると山頂の蓼科山頂ヒュッテに出た。

天気は最高であったが、2回目の登りまでは樹林帯の中で直射日光に晒されずに済んだ。   日陰であることには助けられたが、女神茶屋コースからの登山道はほぼ直登であることが厳しかった。

登山道は岩がゴロゴロしているので広く感じ、平坦になると岩と木の根が張り出しており、足元の注意は欠かせない。 幸徳平通過、9時22分。

登り出して1時間を過ぎた頃から徐々に振り返る景色が見える様になり、だいぶ登って来たことが実感できる。

幅広の登山道で相変わらず岩のゴツゴツした地面を踏ん張り、急登に大汗を流す。

中間地点のピークから僅かに下り、3度目の厳しい急登が更に続く。

シラビソの立ち枯れた林が見えてくると森林限界は近い。

目の前がパッと開ける。1~5m位もある溶岩が折り重なる斜面である。

登るほどに斜度は増し、やがて山腹を右に巻いて行く。

浮き石を踏んだり、踏み外しをしないよう注意しながら標示に従って行くと、ようやく蓼科山頂ヒュッテが見えた。 ヒュッテ到着、10時55分。

山頂は中央が僅かに窪んでおり、そこが火口に当たるらしい。 ただ、山頂のあまりの広さに驚いた。                                              ヒュッテの方にお聞きしたら、400mトラック位の広さと話されていたが、もっと広いのではと感じた。 正面に人が立っている、小高い所が蓼科山の山頂。                                        壊れた山岳展望の方位盤からの山頂風景。                        

山頂の広大な火口跡のほぼ真ん中に蓼科神社奥宮が佇んでおり、無事安全登山のお礼の参拝を済ませた。

蓼科山山頂の三角点。登頂、11時。

休憩しながら、コース状況や色々お話を聞かせて頂いた蓼科山頂ヒュッテ。

下山開始、11時半。

 

   ※ ご覧頂き、ありがとうございます。

 

 

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▲ 蓼科山から大河原峠経由竜源橋へ ▲

2021年07月22日 | 南アルプス

広大な蓼科山の山頂に感動し、蓼科山頂ヒュッテから将軍平へ。

ヒュッテを右に見ながら、山頂の北東側から将軍平へと急な岩塊の斜面を下る。11時半、出発。

ヒュッテ横から将軍平に建つ、蓼科山荘 を俯瞰する。

ヒュッテ前の案内板と将軍平に下る岩塊の下山道。疲れもあり岩を踏み外さないよう注意する。

私は下りであり、必死に汗を流し頑張って登られる方々を待機しながら応援の声掛けをする。 直ぐ下に見える蓼科山荘から登り30分、下り20分と地図に表示されているが、岩がゴロゴロした酷く急な登りなのである。                                    下りの自分は、踏み外しや捻挫に注意しながら慎重にくだった。

下り切り蓼科山荘前に出た。到着、11時55分。 日陰が無く5分休憩。                この蓼科山荘が建つ「将軍平」は登山道の十字路で、左は御泉水自然園へ、右は天祥寺原への道で、自分の向かう大河原峠へは直進して行く。                            

10分ほど歩いて、休憩に良い所を見つけたので30分間での昼食 とした。

30分の休憩後に歩き出した時は、足取りが重かった。 調子回復までゆっくり前進。

                                                 赤谷の分岐通過、12時40分。

気持ちの良い木道を進み。

立ち枯れの林を抜けた後は、 

樹林帯の中のガレた岩の道を大河原峠に向かう。

急に明るくなり大河原峠の駐車場が見えた。到着、13時35分。                     延々と長い下りで足の裏がジンジンしてきたので、大河原ヒュッテのベンチで登山靴を脱き、足を楽にした。20分休憩し13時55分出発。

ここからはクマザサの中の道をビーナスラインの竜源橋まで下る。                          大河原ヒュッテの西側から竜源橋への道が始まるが、広く笹原が広がり登山道の判別が難しかった。 道が隠れてしまうほど茂っているので、足元に注意をした。

笹原の中に点々とシラビソが立つ景色は中々絵になると感じた。

蓼科山が視野に入り、滝ノ湯川源流を渡ると「天祥寺原」に到着である。通過、14時半。

段々、クマザサより樹林の比率が増してきて、滝ノ湯川沿いを下る。

笹原の中を歩くのは、風もあり 気持ち良いが、凄く長く感じた。                      車の音が聞こえて、急な下降路に変わると竜源橋はもう直ぐだ。 竜源橋着、15時50分。

そのまま女神茶屋前の蓼科山登山口駐車場までビーナスラインを約1Km登って行くのは辛かった。                                                 途中から遠くに雷鳴が聞こえ、まだ晴れてるので大丈夫だろうと思っていたら、段々暗くなり雷鳴も大きくなり、ヤバいと思いながら疲れた足にムチを入れ頑張った。駐車場着、16時10分。                                                                                                       車が見えた手前で大粒の雷雨、休む間もなく車に飛び乗り、狭い車内で着替えた。

帰りのビーナスラインは側溝から水があふれ、最近のテレビで良く見る様な凄い洪水状態であった。

 

 

 

 

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