ブナ原生林に覆われ秘峰の趣が漂う雄峰 ❝ 檜洞丸 ❞ へ
どっしりした山容を見せ、山頂一帯にブナ原生林が広がる。 丹沢の日帰りコースの中ではアクセスに時間がかかり、登高の標高差も大きい分、山深さが感じられる。 シロヤシオツツジにピンクのトウゴクミツバツツジが咲く初夏が一番の人気です。 丹沢山塊が国定公園に指定されたのを記念して開かれたコースの『ツツジ新道』をピストンしました。
この時期は人気の「シロヤシオ」を一目見ようと多くの登山者が訪れます。 西丹沢の登山基地である《西丹沢ビジターセンター》の駐車場には限りがあり、一週間前に現地6時着で満車状態。やむなく撤退しました。 今回はリベンジ戦で現地に5時着、センター駐車場に1台分の空きがあり運良く止められました。 でも、5時であればまだ、路肩駐車場は空いていました。 朝食と登山準備を済ませ、6時出発。スタート時から足が重く感じられた。
ツツジ新道登山口通過、6時 07分。
登山口で「熊に注意」の大きな看板を見て、薄暗い沢沿いの斜面に取り付く。 歩き始めで足が重く、取り付き始めは結構きつい登りに体が温まる。 最初の道標が出てくる辺りを過ぎると山腹のトラバースとなり、ゴーラ沢出合に出る。
ゴーラ沢を徒渉して中州を左手に進む。雨上がりには徒渉に注意が必要です。 中州の河原歩きをして2つの沢の合流点にコンクリートで造られた階段が見えるので、そこに向かう。
ここからが檜洞丸本峰のきつい裾野に取り付く。今日は今一調子が出ず足が重い。 急登の後にテーブルベンチが設置されているのが嬉しい。
8時20分、展望台着。 雲が邪魔して富士山を望むことは出来なかったので通過。
ブナの間の厳しい登りは続くが、見上げればブナとヤマモミジの新緑が綺麗だ。
標高が1000mを越えた尾根筋のブナ帯でピンクの綺麗なトウゴクミツバツツジを見ることが出来た。
鉄製のハシゴが懸かる急登を必死で登る足元には目的の「シロヤシオ」の花が散ってたり、咲いていても花数が少ないので、来るのが一寸遅かったかな と思った。
所が標高をあげて行くと大きな木の満開の「シロヤシオ」が見えてきて、それから中々足が進まなくなった。
「シロヤシオ」と「トウゴクミツバツツジ」のコラボも見られた。
檜洞丸(標高 1601m)山頂まで 0.8Km地点通過、 10時 20分。
石棚山分岐の手前辺りから木製階段が整備されているが、疲れが出てきており一歩一歩足を上げるのが、非常に辛かった。
石棚山分岐通過、10時 50分。檜洞丸山頂まであと 0.5Km。
石棚山分岐を過ぎるとバイケイソウの上に造られた木道を進む。
木道が終わってから少し登ると檜洞丸山頂に到着、 11時 15分。
山頂の中央に立つ大木に根元に佇む、安全登山の小祠。
今回はシロヤシオの花見 登山でノンビリ歩いた割に疲れ、山頂のテーブルベンチで珍しく昼寝をしたりで1時間10分も休憩をした。
※ ご覧頂き、ありがとうございます。