行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

脚光浴びる「グリーンツーリズム」

2009年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

地元T市で開催された「グリーンツーリズム」の勉強会に参加した。今回はパネルディスカッションのパネラーという大役を仰せつかった。先輩であるカギヤのアンニャに頼まれれば断るわけにもいくまい。

村おこしや地域活性化のためにグリーンツーリズムに取り組むところは多い。子どもの体験学習などが脚光を浴び、国の補助制度も充実してきたことから、さらに活発になるとともに、旅行業界でも今後大きな市場になるだろ。

それでも学校側は、新学習指導要領により、かなり厳しい授業時数をい抱えることになる。体験学習の中にも教科としてカウントできるプログラムを要求してくるだろうし、地元が提供できる体験メニューにもかなりの注文が付けられることは間違いあるまい。

グリーンツーリズムに取り組む地域は、地元や自らが元気になるという「生涯学習」でいいのか、それとも学校の注文にも応えられるある程度「プロ」になるのか、大きな選択が迫られる。これは難しいねー。

Dsc06745 それにしても、このイベントの交流会では地元の食材を地元の方々が料理してくれた手作りパーティー。野草を使った料理やT市産黒豚の豚汁、地元の海で取れたタコにカニ、地元で飼養するジャージー牛の乳で作るナチュラルチーズ、そして地元醸造のワインとビール(写真)。これは魅力ですねー。都会の大人をターゲットにすれば、これだけで十分満足するはずなのにー。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする