今年の箱根駅伝、見所多かったんじゃない?
総合優勝の早稲田は、OBであり、「ミスター箱根」といわれた渡辺康幸監督が走って以来、18年振りの優勝(写真上:ゴールする早稲田大・中島選手)。新記録での優勝と、5区6区の山登り山下りでの東洋大とのデッドヒートは、二日酔いの身体には堪えた?いや、堪えられないものがあった。
3連覇がかかっていた東洋大も、最後まで頑張った!特に、5区山登りの柏原竜二は圧巻ですなー。山登りのスペシャリストは過去にも多く存在したが、来年、4年間完全制覇が楽しみになる。
優勝争いとともに、シード権争いも最後まで見ごたえがあるもの。秒差で決まるんですからねー。国学院は最後にコースを間違いながら、シード権を獲得したのは見事でした。
千葉健太、窪田忍(いずれも駒大)、村澤明伸(東海大)、コスマス(山梨学院大)など、来年以降も楽しみな選手もチェックできたのも収穫。東洋大の市川、山本両選手も、悔しさをバネに、来年も頑張ってほしい。
地元選手の長谷川裕介(上武大)は、記録を持ちながらも期待に応えられずに箱根を去ることになるが、同じ東京学館新潟卒の難波幸貴(帝京大1年)にも注目していきたい。
特に注目したこと。やはり高校駅伝の名門校出身の選手が多いこと。どのスポーツでもいえることだが、高校駅伝名門の西脇工(兵庫)、世羅(広島)、仙台育英(宮城)などの校名がテロップに流れる。
その中でも、ひと際目立っていたのが長野の佐久長聖高校。早稲田の大迫、高野、駒大の千葉や東海・村澤もそうですからねー。
でも、一番当たりのいい隠れた名門校となると、ケニアのガル高校だったりして!ベンジャミン(日大)、ジョン・マイナ(拓大)は、来年も花の2区を走るんでしょうなー。