日曜日、しかも大荒れの天気の日に、社長の代理として新潟市に行ってきた。
終始、お酒を愛した著名人やお酒にまつわる文化を題材にした講演会の後、レセプションに供された米どころ新潟の酒は「八一」。そう、地元出身の歌人で俳人で、文学者、美術史家、書家でもある会津八一氏に由来した酒である。
蔵元は、雪国美酒「長陵」の醸造元で、長岡市の高橋酒造さん。我が地元は会津八一の疎開先として有名だが、その疎開先の家と縁戚関係にある蔵元だ。
しかも、そのラベルには、何やら我がふるさとにゆかりのある八一の文書と落款が使われている。純米酒で、あっさり辛口!これは、いけるかも。(写真下:「八一」特別純米)
県内の文化人が集まった会場内で、場違いな自分がいることに少々気後れしていたが、八一の疎開先である地元からは私が唯一の参加ということもあり、お酒が紹介されると鼻高々で、話も弾む。
足が痛いこともついつい忘れ、飲み過ぎてしまった?「酒のまぬ、一日もあらず、冬ごもり~ 八朔郎(八一の俳号)」