日曜日のイベントだが、ここでも何回か紹介している「城の山古墳」のシンポジウムが地元で開催された。
入場は無料(資料代500円)、往復はがきによる完全申込制、県内外から600人の歴史マニアが集まった。この日一日のために、関東圏はもとより、遠くは高知、岡山はじめ関西からも来てくれた。
内容とすると、今回の「城の山古墳」の発掘調査の概要と発掘された副葬品について、国内古墳の第一人者が考察を加えるもの。久々にアカデミックな講演を目の当たりにするも、聴衆は古代ロマンにどっぷり浸かる(写真上:ステージ上の発掘調査の説明の模様、写真下:ロマンに浸る会場の様子)。
とにかく地元で起きた大発見に、市民も注目しているようだし、これを何とか市の活性化や教育の分野でも活かしていければと思う。まだまだ、副葬品の調査には時間はかかりそうだが、次回のシンポジウム(12月8日)でも、新しい発見がありそう。
シンポジウムを盛り上げてくれた先生方と、終了後は懇親会。福島大・菊池先生、熊本大・杉井先生、一発でファンになりました。考古学者には、鉄ちゃんが多いそうで、どおりで参加者の中でも同じ匂いのするする人が多いような気がした。