昨日、地元の小中学校では、全市全校を挙げて「公開授業(授業参観)」を実施。オープンスクールデーとして、誰でも学校の授業に参加できる日とした。
最近、この日にはマラソン大会などを実施する学校が増えてきている。せっかく保護者や地域の方々が集まるので子どもたちの頑張る姿を見てほしいということだろう。天気も良く、スタート地点となる学校のグランドには人だかりができる(写真上)。
まあ、多くの人たちに学校に来ていただくという取り組みは成功しているのだが、この日の目的は道徳授業の公開。親子で道徳の大切さを知り、豊かな心を育ててほしいというのが根幹にあるはず。
果たして、マラソン大会前後に設定されている公開授業やPTA事業にどれだけの保護者が参加したか?ある学校の校庭の片隅で見ていた私は、少し気になるところ。
だって、マラソン大会の列にまぎれるわが子を追いまわし、学校の廊下を土足でグランドから前庭へ走り抜ける姿が。それで「何位だった」とか「記録が出た?ダメだった?」とかだけに一喜一憂。親にも道徳授業受けてもらわないとと思いを強くした。