行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「会津八一の歌を映す」って高度な写真コンテストで

2014年02月09日 | 旅行記・まち歩き

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何年かぶりで、「会津八一の歌を映す」写真コンテストの表彰式に参列(写真上:受賞作品の好評会の様子)。地元が、会津八一の疎開先として縁が深いことからコンテストに協賛し、社長の代わりにプレゼンターとして毎回誰かが参加している。

今回、地元の名前が付いた賞は、奈良県の方が受賞。八一が地元で過ごした時ことを詠んだ「ひそみ来て 誰が打つ鐘ぞ さ夜ふけて ほとけも夢に 入り給うころ」の歌を写真で表現したもの。悲しい歌だが、ジーンときましたよ。

このコンテスト、写真のテクニックでもなく、歌の文学的解釈だけでなく、撮影者が会津八一の気持ちになりきって表現できるかがポイント。実に奥深く、難しいものだと感じている。審査委員長の浅井慎平さんも「これほど難しいコンテストの審査はない」って言うほど。

これには挑戦できそうもないが、地元の有志が八一の功績などをもとに「まちおこし」に取り組んでいるので、何かと応援していきたいし、会津八一の歌も勉強してみたいな。

(写真下:コンテスト後の受賞祝賀会で、審査委員長の写真家・浅井慎平氏を取り囲んでの記念撮影会)

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