行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

山口線の走破は、40年振り再会のSLで

2015年09月10日 | 旅行記・まち歩き

今回の旅の最終日は日曜日。どうせ山口線を乗り潰すなら「SLやまぐち号」にでも乗ろうと思い、指定券を奪取。「進行方向に向かう窓側」と勇んだものの、ボックス席に一人でした。
まず山口線、乗り潰すのは意外に工面が必要でした。津和野と益田の間は県境であり、極端に列車本数が少ない上、連絡が悪い悪い。結局、山陰特急の「おき」を使って松江まで戻ることになった。まあ、この日は帰還するため「青春18きっぷ」は使わないつもりでしたから。

さて、「SLやまぐち号」のカマ(牽引する機関車)はC57の1号機。思入れの深いSLです。何せ新津機関区に所属し、地元の羽越線を走っていた機関車です。私が追いかけていた頃はC57は5機あって、やっぱり1号機は走っていることは誇らしく思っていました。
横転事故があったり、植樹祭でのお召し列車を牽引したり、そして40年の時を超えて、新山口という遠いところでの再会になりました。(もしかすると梅小路蒸気機関車館で会ってたかもしれませんがー、それとて35年振り。)
綺麗に磨き上げられ、ここでも鉄道ファンのほかにも多くの親子連れや旅行者にも人気者。また会いに来るから、頑張って走り続けてほしいと思う。
(写真:C57の1号機のSLやまぐち号(新山口駅で))
コメント
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