行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

違和感満載?みまさかノスタルジー号

2016年05月29日 | 鉄道
距離的な問題ももちろんあるのだが、JR西日本の路線で、特に中国山地を走る路線は超ローカル線が多く、乗りつぶすのに時間がかかる。日中走るわずか一本二本の列車を狙って計画を立てなければならないので、時刻表派の鉄ちゃんの腕の見せどころ?
今回も出張時の土日を利用してフライングスタート。中国山地最後の難関因美線線を潰すべく早朝から出かけた。


岡山まで新幹線を乗り継ぎ、津山線で津山に向かう。かつて機関区を有し、鉄道交通の要所にあったところだ。
ここで土日限定で走っているのが「みまさかノスタルジー」号。キハ47を国鉄色に塗り直した2両編成のイベント列車だ。(写真上)
と言っても、普段から同線を走っている車両で、快速列車「ことぶき」のダイヤ運用、特段車内に大きなリニューアルを加えた形跡もない。
ただ、JRのOBが特別車掌として乗り込み、沿線の説明や写真撮影を手伝うなどのサービスにあたる。
乗る人は、懐かしいコカコーラの瓶を持ち込み、これまた懐かしい窓際に備え付けフックで栓を抜く。私もやってみましたがね。(写真下:窓側のテーブルの下に備え付けられた栓抜き)


2両編成のうち土日に限って観光用に指定席となる。私もJR西日本の「e5498(イーゴヨヤク=JR西日本の予約サイト)」でボックス席の窓側をゲットした。
しかし、ターミナル駅である岡山を始発とする列車で普段は生活路線。津山線は、ローカル路線とは言えないところでもあり、普通自由席となるもう一両はすし詰め状態の混雑ぶり。
普段使っている人が何気なく乗ってくると、乗務員にもう一両の自由席に行けとばかりに追い払われる。ガラガラの指定席に乗っているのが申し訳ないくらい。
できればノスタルジー号運行時は、もう一両増結するってこと考えてみてはどうですかねー。各地でジョイフルトレイン全盛ですが、大切なお客はどっちかな?(写真下:ガラガラの指定席車両の車内。高校生などが乗り込むと、乗務員に別の車両に移動するよう促される。)
コメント
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