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何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

佐渡味紀行(その16・番外編)涼しい佐渡で最も涼しい場所「ドンデン山荘」

2022年07月01日 | 旅行記・まち歩き


6月中の記録的に最も早い梅雨明け。そして、6月末からは全国各地で猛暑に見舞われるのも異例中の異例。そのまま7月に突入したという感じで、暑さが続く中、精力的にブログネタを求めて歩き回っている。
天気予報など見ると、佐渡は本土より3~4度気温が低いようだ。そんな中でも先に佐渡へ行ったときに、そりゃ涼しい場所を見つけたので紹介したい。
実はここへは「味紀行」のネタで美味いものを目当てに行ったのだが、そりゃマニアックなところへ来たしまったという感じ?標高も高い、眺望も素晴らしく、美味しいものもある。ただ、行くまでの道がかなり狭くて急カーブ続き。スリルを味わうことでも涼しさを感じる場所である。



目的地は「ドンデン山荘」。標高が890メートルの地。県土木部管理のダムを紹介したときの記事のとおり、佐渡の大佐渡山地は1000メートルを超える山もあって、ここもその一角にあり、登山のベースキャンプイ的な場所でもある。
実際、山小屋として食事や宿泊などもできる場所なのであるが、以前紹介した大佐渡スカイラインにある白雲台と同様、佐渡が一望できる眺望がすばらしいこともあって、観光に訪れる人も多い。
しかしながら、写真の通り、この日は下から山の方を見ても雲がかかり、ようやくたどり着いたかと思って山荘のデッキに立つが、湧き上がってくる雲に遮られて外科医を確認することは困難な状況だった。



晴れていれば(いや、この日も下界は晴れていたんだけどー)、両津湾から加茂湖、国中平野、真野湾、そして小佐渡の山々の向こうには、本土・越後を取り囲む山々まで見渡せるという。
そんな青い海や青い空を一望できることから、この山荘の名物となったのが下の写真の青い「ドンデンカレー」と青い「ソーダ水」。これが奇妙な(?)色合いであることから「インスタ映えする」と話題になっていた。それを味紀行に掲載したかったのだ。
海や空の青もそうだが、登山道にはアオネバ十字路というのがあったり、シラネアオイなどの「アオ」の文字や、登山道に咲く多くの花々が青や薄紫というのもこのカレーやドリンクの色を生み出したのではないだろうか?(まったくの自分勝手な仮説)



食事を含めて、付近を散策すだけでも十分な時間を費やすことになる。ただ、気になるのは下界の眺望だが、雲の流れを注目しながら見えそうで見えない!何ともフラストレーションを溜めてしまう時間を繰り返す。
帰り道は、下り。のぼりよりも運転に注意が必要。雲の中をしばらく走ることになるが、間もなくして前方の眺望が開けてきた。まだ、標高の高いうちに晴れてくれたので絶景とスリルを楽しみながら降りてくることができた。
この道で外海府・高千方面へ横断することも可能。人気のトレッキングの愛好者も注目の地で、我々が決死の覚悟で走った道は一応県道「ドンデン線」だが、行こうという方は十分注意して安全運転で!



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