行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

佐渡味紀行(その18)、佐渡島民を引き付ける噂のお店

2023年03月26日 | 食(グルメ・地酒・名物)
前にも触れたとおり、今回佐渡に渡ったのは引っ越し作業のため。娘が転勤のために、本土に渡ることになり、慌ただしい一泊二日の旅であり、いつものようねグルメ旅はできなかったものの、ランチは近場であるが外で食べることにした。
今回紹介できるのは2店。できるだけ佐渡の人に親しまれていて、アフターコロナにあっても観光客はあまり訪れることない店であるが、なかなか本格的な料理を提供する店である。娘が佐渡を離れることで、今後佐渡を訪問する機会は激減するのではないかと思いながら、しみじみと味わいながら紹介したいと思う。



最初の店は「昴(すばる)」。その屋号や店構えからして、中華料理の店とは思えないのだが、佐渡では少ないチャイニーズレストラン。土日のランチ時には家族連れやグループ客で行列ができるほどの人気ぶり。場所も、佐和田の国道350号沿い(正確には佐和田バイパスができたので県道沿い)で、佐渡でも大型店が立ち並ぶ商業地のど真ん中にある。
メニューは中華一本で、エビチリ、かに玉、チンジャオロース、麻婆豆腐などお馴染みの料理がランナップ。丼物や麺も完全中華系、かつ丼とかはない。その中から、五目揚げ焼きそばをチョイス。本来なら揚げていない方が好きではあるが、あんかけ風のものが食べたくて。
娘夫婦と別々なメニューを注文するが、ラーメン、チャーハンもGood。餃子があまり特徴的なところはないが美味しかった。隣の家族連れに提供された普通のラーメンは、やっぱりあっさり系の感じで、これまた美味そうだったので次回試してみたいと思った。



佐渡では、国道350線を「本線」と呼び、その南側を走る両津港から新穂・畑野・真野を経由する県道を「南線」というが、畑野駅前(決して、鉄道がある訳ではないのだが、旧町村の中心地に「駅前」と呼ばれる場所がある。)交差点から少し入ったところに、隠れ家的な洋食屋「まちの洋食屋・アッシュ」がある。
以前、一度訪れた時に満席で入店をあきらめた経緯があり、今回はお昼の時間を少し外して再チャレンジ。店内もきれいで、開放感のある空間にテーブル席が並んでいるが、ご夫婦で切り盛りする店自体にかしこまったところはなく落ち着いた雰囲気がある。
メニューも、ハンバーグ、ステーキ(夜のメニュー)、エビフライ、クリームコロッケ、オムライス、カレーにパスタもある。ご主人、これだけのメニューを一人で作るというだけでもかなりの腕を持っているな!欲張りな自分は、コンボメニューを選んだが、どれも美味しいし、ボリューム満点。これは隠れ家にしても人気になりますわ。
コメント
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