嘉門達夫?いえいえ、この人こそ石川鷹彦氏と並ぶ、日本におけるアコースティックギターの大家、吉川忠英さんだ(写真上)。
県北の城下町・村上にある割烹・千渡里(ちどり)でのお座敷ライブ。店の女将が、来店した際にチャゲと間違ってサインを求めたことから交流が始まり、毎年同店で数日泊り込み、ライブを開催しているとか。
ギターテクニック、最高ですね!ハンマリング、チョーキング、タッピングをさりげなく随所に使い、オープンコードでは、美しいハーモニクスでメロディーを奏でる。
会場には40人ほどがお酒を飲みながら参加。みんなで歌うコーナーがあったり、ものまねを聞かせたり。楽しいライブであるが、このテクニックを理解している人がどれほどいるか、ギターの神様であることを知ってか知らずか。
ところで、私を誘った友人のKくんは、ここの看板娘と結婚し、先月娘さんが誕生。吉川さんは、そのお母さんと産まれたばかりの娘さんにも曲をプレゼント、この日みんなの前で披露する場面も。
まあ、お酒を飲みながら、楽しみに来ている常連さんを飽きさせないのもプロならではあるが、お店との深い絆を感じさせてくれるライブでした。
(写真:ご自慢の北欧製のギターと、ライブ終了後は千渡里の店先で打ち上げ)
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