特急「しらゆき」?いえいえ、同じE653系ではあるが、特急「いなほ」号だ。しらゆき編成(4両編成)の「いなほ3号」酒田行に乗車する機会があったので、以前書き込んだ予想の的中を報告しておきたい。
この春のダイヤ改正、以前のJR東日本の発表で、いなほ号に4両編成が登場する件に触れた。従来、いなほの先頭車両(1号車)はグリーン車仕様なので、同じダイヤ改正により減便されることになる「しらゆき」の余剰編成が使われるのでは、このブログに書き込んだ(2021年12月31日記事、https://blog.goo.ne.jp/jikokuhyou485/e/516a9b4a1fdd328ec50ec2b35d122e6f)。
上の写真のように、完全にしらゆき編成。先頭から1号車、2号車が指定席。3~4号車が自由席。グリーン車は連結していない。従来の7両編成からすると、大幅な輸送力のダウンとなる。
私が乗車したのは、いなほ3号。新潟10:56発で、これに接続する上越新幹線は東京9:12発の「とき311号」は停車駅が大宮のみの最速タイプ。なぜ、このゴールデンリレーを担ういなほ号が、ここだけ4両編成なのかは分からない。
ただ、この7号の返しは酒田発のいなほ10号で、この列車はダイヤ改正前までは秋田発の列車。酒田と秋田の区間では、今回の改正で1往復減便になった形だ。実証実験みたいなものか?
日中走るローカル線の特急列車は、コロナの影響で大幅に客足が減少した。まあ、そのあおりを受けてとのことだろうが、この点、JR東日本では「利用が多き見込まれるときは、7両編成で運行する」としている。
乗ってみると、それほどの混雑や密は感じられない。丁度いいといったところだが、しらゆきがそうだったとしても、特急の編成としては少し物足りなさを感じる。当然車内販売などはない。
同じE653を使用していることから、席に座り走り出せば乗り心地に違いがある訳でもないのだが、羽越線を走る「しらゆき」と言えば、キハ58などの気動車長編成をどうしても思い出してしまう。
車内でしらゆき号を感じさせるところもないのだが、車内の出入り口に掲示されている沿線紹介の写真が、信越線沿線のものだった。ほら、「しらゆき」でしょ?まあどうでもいい話題で!
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