週末は忙しかった。疲れた。まあ、半分は酒飲みの疲れだが…。
日曜日の午後、地元で伝説の山であった「ひと籠山」に行く。平場にこんもりとある山は、以前から「古墳」ではないかという説があり、何回かの調査の結果、日本海側最北の円墳であることが分かり、現地で行われた説明会に参加した。
直径40メートル、高さ5メートル、田んぼの真ん中に杉の木を茂らせている山は、幼い時から不思議な空間を醸し出していた記憶がある。木棺は長大で6メートル、発見された土器から4世紀前半の古墳時代のものであるとともに、新しいお墓も発見された。
地元の関係者や考古学ファン、学生の「歴女」など30名ほどが集まり、発掘調査の現場を覗き込みながら小一時間、学芸員の解説を聞き入ることになるが、残念なことに副葬品が発見されていない。お宝発見となるかどうか?
今後も調査が進められ、月末の26日にも第二回目の説明会が開催される。さて、新しい発見ありますかねー。この地にある「奥山荘城館遺跡」よりさらに700年以上も前の話になるのだから、参加者の古代ロマンは大きく膨らむ。
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