これまでもお店に限らず、隣の町でもある村上市は紹介してきたところである。新潟県の最も北の町、そして歴史ある城下町で、見所や美味しいものも数多いまちである。これまでも「千年鮭きっかわ」や「大洋酒造・宮尾酒造」、「割烹千渡里」など魅力的な場所やお店を紹介してきた。
その村上市に気になるカフェがあると、娘からの情報。これまた去年の話になるので恐縮だが、早速娘や孫を連れ立って村上市の中心地・大町に出かけることにした。町屋が立ち並ぶ場所でもある。
奥にお寺が見える。その参道の途中にあるのが「町屋カフェNIHACHI」である。趣のある町屋の屋並みの中に見事に溶け込んで、小さな看板がないと気が付かなかったかもしれない。
狭い玄関で靴を脱ぐスタイル。これって「お邪魔します」と言って入りたくなるよね。店内もお店なのか作業場だったのか、綺麗にリホームされているものの、町屋そのものを利用している感じだ。
お邪魔したランチタイムは、前菜とメインがセットになっており、メインはローストポーク、ビーフシチュー、パスタの三種類の中から選ぶ。自分は迷わず「朝日豚のローストポーク丼」に!塩こうじに漬けた肉厚のお肉は、噛み応えがある上、味わい深い。
そのほかにドリンクやデザート、そしてアルコールを付けることもできる。夜の部は少し居酒屋風のメニューなどもある。こちらもお邪魔してみたい感じだ。
娘たちが食事を済ませる間、道路の反対側の「きっかわ」などを覗いてウロウロしていると、通りの角に「越後岩船屋」なる団子を中心とした和菓子屋があった。やはりバリバリの町屋づくり。
中に入って商品を眺めてみると、串だんごを中心に種類も多い。早速、娘と家内に報告し、甘味に目がない家族のお土産にしたところだ。
こちらは村上市の別なところに本店があり、やまとのうさんというもち米を扱う農業系の会社の支店。正式には「十輪寺茶や越後岩船屋」というらしい。寺前の茶屋かー、コンセプトもいいね!
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