LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

習うより、慣れよ・・・・

2013年01月06日 07時44分24秒 | アマチュア無線


 なんだか昔どこかで聞いたような、ことわざのようですが・・・・。

 年末から年始にかけて、読書もしていたのですが、実は毎日半田ゴテを使っていました。
年末の19日にフランス経由で届いたQSTの12月号の特集が「Special DIY Issue ”Celebrate the Homebrew Sprit”」と表紙に大きくありました。
Home-brewなんて書くと知らない人は、なんだ「自家製醸造ビール」か、と想像していまいます、最も、ham自体が「豚のもも肉の塩漬け」なのですからしかたありませんが。
 アマチュア無線家の世界では、「自作派・自家製」くらいの意味なのでしょうか。
今、ほとんどの無線機器はメーカー製で、自作できるのは、アンテナくらいになってしまっています。

 さて、半田ゴテなんて見たこともない人が、たぶんほとんどの今の時代だと思います。
昔、たいていのラジオ少年達は、半田ゴテを何本か持っていました。
 私も、数えてみると熱容量の小さいのから多きいものまで4本あります。

 QSTの特集に刺激を受けた訳ではないのですが、年末年始に3日間も半田ゴテを温めて、いろいろな修理をしていました。
 しばらく使っていなかったためか、つい「イモ半田」になってしまいます。
先日もブログに書きましたが、医者をしていた友人の半田は芸術のようなでき上がりの半田付けでした。
 よく富士山に例えられるのですが、拡大鏡で見ると、抵抗やコンデンサと基盤の接合部が小さな富士山の様でした。
 今のICや集積回路なんかだと、たぶん短時間で済ませないと、回路自体を焼損してしまうと思います。

 確か、アメリカ合衆国が一大事業としていた、アポロ計画では、半田付けを専門に習う学校を設立したと何かの本で読んだことがあります。

 確かに、無線機の修理では、接合すればいいのでしょうが、アポロ宇宙船では何万カ所もの接合部があると、必要最小限の半田でないと、無駄な半田のために、エンジンの推力を無駄にしてしまいますね。
 そんな学校があれば、再入学したい気持ちです。
コメント
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