ここのところ、息子からのもらい物の事ばかりで、ずいぶんとケチだな~と印象を受けてしまいそうなのですが、最近体験した出来事。
「ダイポールアンテナと竹竿」と書くと、私と同年代のアマチュア無線家は大体経験があると思います。
昭和40年代の中頃ですと、まだまだメーカー製の無線機器は高嶺の花で、工業高校でさえ、自作組が多く、当然アンテナも、ダイポールアンテナと竹竿でした。
今回、自宅に14Mhzのダイポールアンテナを張ろうと思い、竹竿を手に入れようと考え、行きつけのホームセンターに出かけました。
でも、「竹竿」なんていうのは有りません。
もしやと思い、2店目の大きなホームセンターに行きました。
ありました、ありました、元の直径5センチ、長さ4メートル、手頃です、ちょっと短いかな。
値段を見ると、なんと115円、Made in Chinaです、早速20本ぐらいの中から4本を選び購入しました。
税込み460円、還暦に近い頭の中では、8本購入して、クワッドアンテナのスプレッダーにしようかウ~ム。
4本を十時に組み合わせて、√2すると、周囲は20mを超えるか・・・
廃品を組合せれば、2,000円でおつりが来る・・・
今回のサイクル中に間に合えば良いかな・・・
まだまだ、貧乏無線家だったころの癖なのでしょうか、頭の中は竹竿と√2倍の長さがゴチャゴチャになっていました。