LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

雨水

2013年02月18日 20時59分34秒 | 雑談・その他


 今日は二十四節季の雨水でした。
「うすい」です、「あまみず」ではありません。

立春、雨水、啓蟄、春分と、だんだんと駆け足で春がやってきます。
今日は、夜明けの空は晴れになる予兆だったのですが、予報通り雨になりました。
 日中も、外に出たら、パラパラと降られました。
この時期の降雨は、干天の慈雨ほどではありませんが、木の芽の膨らみを考えると、「慈雨」にはなるのだと思います。

 昨日は母親が利用している介護施設の庭で枯れた芝生の中に、セイヨウタンポポのロゼットを見つけました。
 セイヨウタンポポでも、枯れた芝生の中では、輝いて見えました。

 これからは、日中の光線が「光の春」と呼ばれる様に、光輝いて来るのがよくわかります。
 「サクラサク」が早く来ればいいのですが。
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甕口酒

2013年02月18日 07時22分24秒 | 雑談・その他


 毎年のことですが、立春が過ぎると酒蔵から「甕口酒」が出てきます。
この甕口酒というのは、酒造元である酒蔵が前年に仕込んだ日本酒の火入れ等をしない、絞りたての原酒の通称です。(正確には表現が違うかも知れませんがが)
従って、アルコールの度数でいうと日本酒でも20度前後ある場合があります。

普通はラベルを張った一升瓶ですが、もともと商品として出していないためか、古新聞紙で梱包されている場合がほとんどです。
 蔵元によっては、「あらばしり」とか「甕口」とか、業界用語を使い、普通の流通ルートには乗りにくいためか、地方の蔵元の軒下に杉の玉が掛けてあったら出来上がっていますよ、と考えた方がいいかもしれません。
 杉の玉は酒林(さかばやし)とも言い、「新酒ができましたよ」という酒蔵の表現です。
この、甕口酒は、酒の個性がそのままのせいか、飲み過ぎたりすると、大変な二日酔いになることがあります。

口に含んでも、果物のような、アルコール発酵に伴うエステルの香りなのでしょうが、その時にその場所でなくては経験できない香りがして、 この時期に甕口酒を飲むと、日本に生まれて良かったとつくづく思います。
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