あとわずかでいよいよ還暦を迎える身にとっては、ここのところの寒さも身に堪えます。
今までの60年のうち、SWL時代から数えると50年ほどラジオ趣味を続けてきました。
天体観測や野鳥観察、カヌーやアウトドアも多趣味の一つですが、悲しい時や嬉しいときも、やはりラジオ趣味でした。
そんな意味も込めて、自分へのご褒美をあげることにしました。
JA7のエリアでテレグラフキーを製作しているメーカーにストレートキーをお願いしました。
ストレートキーはいわゆる縦振り電鍵のことです。
今まで、H社の808とかJ社のKY3とか、当時の西ドイツのS社に注文した縦振り電鍵を使用してきたのですが、それぞれ個性があります。
アマチュア無線でもCWをしている方は、縦振り電鍵がいいとか、パドルがいいとか十人十色のご意見があると思います。
私も、免許取り立ての頃は、アメリカのV社に注文したバグキーを使用したり、いろいろ試して見ました。
左手でパドルを使って、エレキーを使っても見たのですが、どうもしっくりいきません。
やはり鮒に始まり鮒に終わるではないですが、縦振り電鍵に始まり縦振り電鍵に終わるのでしょうか・・・
そんなわけで、JA7のG社に注文したところ、在庫が無いとのことでしたが、「これこれで・・・還暦祝いの・・・」とメールでお願いしたら、製作していただけるということでした。
黒檀で出来た縦振り電鍵はどんなに打ちやすいか、今から楽しみです。
早暁のアフリカの奥地から、20mバンドでホレホレとか、ロッキー山脈のあたりから15mバンドの下の方でホレホレなんてCWがきたら、黒檀で出来た縦振り電鍵で応答するのが楽しみです・・・