週末に測定器の校正をお願いしに都内の恵比寿まで出かけました。
購入したのは、もう昭和の最後の年でしたでしょうか。
アマチュア局のQROを考えていた時に、友人から当時の電波管理局の予備検査を受けるに当たり、この出力測定器があれば一発で通る!と話していたので、BIRD MODEL43という、たいそう頑丈なパワー計を求めました。
まだ、その当時はインターネットなんて無いので、伝え聞いて恵比寿のF研究所がいい、ということで、伝え聞いたF研究所にその年のボーナスの一部を握りしめて行き、購入しました。
それから幾星霜、当時私も三十代でしたが、肉体も測定器も四半世紀も酷使して・・・
店主の話では、これは業務放送局も使用していますが、プロは毎年、アマチュアは5~6年に一回くらいで校正しないと・・・とのお話でした。
そうですね、業務で使用するような計量器、例えば重さをはかる計りもそうですが、計量検定法で決められています。
約二週間のドックで校正をするそうです。
確か、四半世紀前に購入した時、別の雑居ビルの一室でしたが、コリンズ、日本無線や小林無線、アンリツの業務用受信機が山のように積まれていて、二時間ほどお邪魔してしまいましたが、今回も二時間ほど、書籍や受信機を見させてもらい、恵比寿を後にしました。
久しぶりに、ラジオ少年の時間を過ごせました。
幸せ、幸せ・・・・