私の還暦祝いに配偶者の承諾も得て、宮城県のG社にお願いした縦振り電鍵が届きました。
今までに、いろいろな電鍵を使用しました。
H社の大理石で出来た808、これは昭和60年の4月期に一アマを受験した時に持参して打電の試験に使いました。
確か、蒲田の日本電子工学院でした。
さすが、自衛隊や海上保安庁で使用されているためか、酷使してもビクともしません。
OMにいろいろ聞いて、ワニ口クリップ付きのコードをつくり、試験管を驚かせました。
もう、和文・英文の平文を打つ手が、震えて4月だと言うのに掌が汗でキーが滑りました・・・
N無線のKY-3A、これは808の後に購入しましたが、さすが船舶局で業務用に使用しているせいか、すごく
打ちやすく、私も30代初めだったせいか、一生これで行くぞと、爺さんになった時に使おうと、二台購入しました。
確か、当時の聖徳太子一枚でお釣りが来ました。
以前にネットオークションで見たら、とんでもない金額でやり取りされていました・・・
株や投資を越えて、購入価格の10倍以上の値段が付くのですから、趣味の世界は深いですね~。
蛇足ですが、以前にニコンFの黒いのが、当時の販売価格の10倍以上の値段で売られていたの同じですね。
ああ怖い・・・
次が、当時西ドイツだったS社の真鍮と木で出来たストレートキー。
これは、今は亡きOMの新築祝にと自分用も含めコールサインを彫刻して二台頼みました。
これも、打ちやすいストレートキーです。
今回は、本当に最後となると思いますが、宮城県のG社にお願いした、黒檀製のストレートキーです。
もう、打ちやすい!!
やはり、指に触れる部分は、木質系の方がいいのです。
808もKY-3Aも打ちやすいのですが、業務用だけあって硬質な感触です。
アマチュアの世界でしかもうモールスコードは使用されていませんが、打電する機能は変わりません・・・
QSTを読んでいると、STRAIGHT KEY IN THE NIGHTと称して集まりがあるようですが、
そこまでは、凝らなくとも面白いものです。
20メーターバンドや15メーターバンドの下の方で、アフリカの奥地やアメリカの中西部からホレホレなんて
打電してきたら、この黒檀製の縦振り電建で埼玉の辺地から打電したいと思います。
TNX DE JM1LKR CU AGN