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「ぬちがふう 命果報 -玉砕場からの証言―」 朴壽南監督 △
20年以上かけて沖縄で死んだ朝鮮人軍属や慰安婦に関しての証言、そして沖縄の人々の玉砕に関しての証言を集めた朴監督のライフワークの集大成です。右傾化した政治家たちが歴史の真実を捻じ曲げようとすればするほど逆に新たな真実が掘り起こされていきます。そして軍隊の銃口は常にその国の国民に向けられるのだということを再確認させてくれます。
貴重な証言ばかりでどれも伝えたいという気持ちはわかりますが同じような場面が繰り返されることが多く、もっとしぼって短くした方がより効果的だったのではないでしょうか。132分は長すぎます。
タバコは、90年代に韓国から沖縄を訪れたもと軍属の人たちがほとんど喫煙していました(△)。