
「エンテベ空港の7日間」 ジョゼ パジーシャ監督 米英合作 ☓☓☓
1976年に起きたパレスチナ過激派によるエール・フランス機ハイジャック事件の顛末を描きました。
ハイジャックされた機内には多くのイスラエル人乗客がいました。自国民救出のため特殊部隊を導入しようという国防大臣(エディ マーサン)に対し首相は交渉を保留して態度を決めあぐねていました。一方犯人グループ内でも人質の扱いに意見が別れていました。また、特殊部隊の隊員たちはいつでも任務につけるよう待機していたのです。そしてサンダーボルト作戦が決行されるのでした。
一部の演出以外は事実に基づいているということで、実際のフィルムが要所要所で使われていて、ドキュメンタリー風でもありますが、兵士の彼女が所属するダンスチームのダンスが箸休めのように随所で流れ、意味は理解できませんが、妙に緊迫度を上げる効果を出していました。
機内に自由に武器が持ち込めていた時代があったのだと妙に隔世の感がありました。おかげで最近は保安検査がますます厳しくなってしまいました。
タバコは、人質以外は政治家たちも犯人グループもほとんどの登場人物が喫煙者、という作品です。タバコに関しても隔世の感がありました。(☓☓☓)